マーク・グリーニー「暗殺者の悔恨　上下」読了。上巻おなじみグレイマンことコート・ジェントリーシリーズの9作目。暗殺者として、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で大量虐殺を行った男、バビッチ暗殺を請け負ったグレイマン。セルビアの隠れ家では、バビッチ

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古橋秀之「ある日、爆弾が落ちてきて」読了。SFラノベ短編集。表題作は、屋上にいる主人公のところに、爆弾が落ちてくる。爆弾は、かつてのクラスメイト、広崎ひかりにそっくりで「広崎ぴかり」と名乗り、胸に時計の文字盤がある。張りが12時を指すと爆発する

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アミの会（仮）「アンソロジー　捨てる」読了。「捨てる」をテーマにしたアンソロジー。大崎梢さん、近藤史恵さん、篠田真由美さん、柴田よしきさん、永嶋恵美さん、新津きよみさん、福田和代さん、松村比呂美さん、光原百合さんというラインナップ。松村さん

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大崎梢「もしかして　ひょっとして」読了。ミステリ短編集。「小暑」は、電車の中で、赤ちゃんを抱いた主人公が、居合わせた老婦人の昔話を聞く話。ラストにちょっとしたサプライズ。「体育館フォーメーション」は、高校バスケ部でいじめに近い特訓が行われて

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高山一美「トラペジウム」読了。知らずに読んだのだが、著者は乃木坂46のメンバーだそうで。アイドルに憧れる女子校生、東ゆうが、自ら地元の東西南北の高校からカワイイJKを集めて、アイドルを目指す。まずはメンバー募集。そして、デビュー後の話題作りに、

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坪内祐三「本の雑誌の坪内祐三」読了。昨年初めに亡くなった評論家、坪内祐三さんが、本の雑誌の描いた原稿を集大成した単行本。坪内さんは亡くなってから知ったが、好きな部分と、あまり好きでない部分がある。この本には好きな部分ばかりが載っているのでう

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穂波了「売国のテロル」読了。人工衛星から炭疽菌がばらまかれ、世界中で死者が続発している近未来。自衛隊の特殊部隊で、炭疽菌でなくなった人の遺体を回収していた田淵量子、そして宇宙飛行士の矢代相太。この二人が主な主人公。量子は、極秘計画の一員とし

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鈴木眞哉「戦国『常識・非常識』大論争！」読了。副題は「旧説・奇説を信じる方々への最後通牒」。つまり、武功夜話偽書説、武田騎馬隊実在説、長篠の鉄砲三段打ち、信長の兵農分離、本能寺の変黒幕説などなどについて、著者の研究であきらかに「アヤシイ」「

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宮部みゆき「きたきた捕物帖」読了。これは新シリーズ。深川元町の岡っ引き、千吉親分が亡くなり、一番下の子分、北一は、文庫売り（本を入れる箱を売る）になる。物語は、北一と、親分の未亡人松葉、差配人の富勘、武家の用人新兵衛などにぎやかな登場人物と

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