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日記一覧

最近、用があって、ある中学校に何度か行くことがあった。いずれも、そのとき、ちょうど音楽室で音楽の時間があったのでのぞいてみたのだが、あまりのひどさに驚いてしまった。その1音楽室から炭坑節が流れている。盆踊りの、「月が〜、出た出た〜、月が出た

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作曲家の野田暉行氏が、今年の9月に亡くなったのを知って、今更ながら驚いている。個人的には、戦後日本の現代音楽の作曲家のなかで第一人者は、武満徹でも、三善晃でもなく野田暉行だと、いまでも思っている。野田は武満や三善と違い、教授職で多忙を極め作

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30代のはじめから、痛風に悩まされてきた。痛風の強烈な痛みの辛さは、経験者にしかわからないだろう。はじめのうちは、年1〜2回の発作だったのが最近は月1回と、頻発するようになってしまった。病院に行くと、痛風には「フェブリク」という、尿酸値を下げ

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坂田佳子という現象
2022年08月21日16:41

最近、くり返し見ている動画がある。坂田佳子というアル中の女性が、若い男性と飲み歩く動画だが、怒鳴り散らしたかと思えば急に男に甘えるなど、なんとも言えない面白いキャラクターだ。西成全店出禁の坂田佳子と飲み歩いたら、本当に全店出禁だったwこの女

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安倍晋三元総理の国葬の是非について話題になっているが、安倍はそもそも死んだのだろうか?Twitterだと、「安倍は死んでない」説を唱えている人がけっこういるようだ。そこで、銃撃時における疑問をまとめてみた。○警備がいい加減過ぎる。 銃を持った男が

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参院選も残り1週間となり、街頭演説がいっそう盛況になっている。いつもこの時期は憂鬱になるのだが今回は最悪だ。ひとつは危険なワクチン接種の中止を訴える政党がほとんどないこと。(あっても小さい、しかも右翼政党)もうひとつは憲法改正の動きが高まっ

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ヴァンゲリスが亡くなったという記事を読んで久しぶりに彼の音楽を聴きたくなった。自分にとってのヴァンゲリスは映画音楽や、ソロアルバムではなく、プログレッシヴロックバンド、イエスのジョン・アンダーソンと共演したジョン&ヴァンゲリスのサードアルバ

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今度は免許証を落とす
2022年05月22日11:24

前回の日記で「東京で落とし物をすると大変だ」をアップしたばかりなのだがまた落とし物をしてしまった。しかも今回は貴重品である。日曜日に、梅田に遊びに行こうと寝屋川市駅から電車に乗った。JRに乗り換えるために京橋で降りて、改札へ向かう途中定期入

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先日、久しぶりに東京へ行った。夜行バスで大阪からバスタ新宿へ行き、午前中で用事をすませ、昼から買い物をして変える予定であった。ところが、用事が昼過ぎまでかかったため買い物をする時間がなくなってしまった。それでも、CDだけは買わねばと思い、新宿

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クナッパーツブッシュのCDをいろいろ集めていると、どうしても同一演奏のダブリが出てきてしまう。アンドール・フォルデスがソロを弾きクナッパーツブッシュが北ドイツ放送響を指揮したベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」が3枚もあるのに気がついたのでこの

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「日本のロック、フォークの名盤10選」シリーズを無事終えることができた。10枚選んで、気づいたことがいろいろあるのでそれについてまとめておきたい。選んだ10枚は以下の通り。岡林信康「わたしを断罪せよ」(1969年)高田渡「ごあいさつ」(1971年)浅川マ

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ライブハウスに通うようになったのは、2011年の夏頃だろうか。なんとなく面白そうだという好奇心から行ってみたのだが、そこにはすばらしいバンドやアーティストが多数いるのには本当に驚いた。ベスト10のなかにインディーズのバンドやシンガーがいるのを不思

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大森靖子「PINK」(2012年、PINK RECORDS)ジョン・レノン「ジョンの魂」以来の自己をさらけ出す傑作アルバム。20代の女性の苦悩、怒り、絶望をこれほどあからさまにさらけ出したアルバムがかつてあっただろうか?前奏曲のような1曲目「キラキラ」に続く「パ

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オシリペンペンズをはじめて観たのは、2015年9月、京都の木屋町Deweyという小さいライヴハウスだった。初めて見るバンドなので、どんな曲をやったのか覚えていないのだが、三味線の音色や、現代音楽の要素を取り入れたギターのプレイに心底驚いた。あとでこの

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「日本のロック、フォークの名盤10選」第7回 あがた森魚「乗物図鑑」あがた森魚 乗物図鑑 (1980年4月 ヴァニティレコード)ヴァニティレコードは、大阪のインディーズレーベル。テクノポップや実験音楽などが多く、完全にマニア向けであり、プレス枚数も

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フリクション 「軋轢」(1980年4月25日 PASS)このバンドのことは、まったく知らなかった。日本のロック、フォークの名盤を10枚選ぶためにいろいろなアルバムを聴いて、やっと見つけたのである。だから、バンドの歴史やメンバーのことはいまでもまったく知

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「日本のロック、フォークの名盤10選」シリーズの第5回までを終えることができた。第1回の岡林信康「わたしを断罪せよ」が1969年で第5回のあがた森魚「噫無情」が1974年と、ここまでは順調だったのだ。ところが、1975年以降、質の高いアルバムがなかなかない

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1月に購入したヤマハのCDプレーヤーCD-S303だが、聴き続けるうちに、どうも音が悪いということに気がついてしまった。フォルテシモはやたらうるさいし弱音部は極端に音がやせてしまう。これは失敗したか?CD-S303にはUSBメモリが挿せるようになっていてUSBメ

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あがた森魚 「噫無情(レ・ミゼラブル)」(1974年、ベルウッド)これは、ちょっと変わったアルバムだ。戦前、戦中の日本をテーマにした作品。「蒲田行進曲」(1929年)や「上海リル」(1934年)といった戦前の流行歌のカバ−を軸として、あがた森魚のオリジ

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日本のロック、フォークをいろいろ聴いてきていつも思うのは、日本の音楽業界や、評論家から「いい音楽を残したい、後世に伝えたい」という思いがまったく感じられないことである。「日本のロック 〇〇選」などを見てもいわゆる、流行りものばかり。そういう

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最近、気になることが2つあった。ひとつは、広島県呉市の谷本議員が、ノーマスクで北海道の釧路空港発羽田行きに乗ろうとした際、1時間近くにわたりマスク着用を求められた末、安全阻害行為に当たるとして降機させられた上、釧路警察署で約1時間任意の事情

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日本のロックや歌謡曲がつまらない理由のひとつに「売れないとやっていけない」という現実がある。URCのように、売れなくてもいいから自分のやりたい音楽をやるというミュージシャンが集まるレーベルはインディーズにはあるが、メジャーレーベルではそうはい

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前回取り上げた、岡林信康は名前だけは知っていたが高田渡は名前さえも知らなかった。高田渡のことを知ったのは、テレビでドキュメンタリー映画「タカダワタル的」(2004年)のPRをやっているのを見た時であった。独特の、不敵な面構えが印象に残った。その映

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日本のポピュラー音楽の中で、よくわからないのが70年代半ばの、フォークソングの凋落である。単にニューミュージックや、フォークロックに取って代わられただけでなく、急速に忘れられていったような感じさえするのだ。ファンも業界もこのジャンルを見捨てた

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幼少期からクラシックとイギリスのロックを聴いてきた自分にとって、歌謡曲をはじめとする日本のポップミュージックはどうしても好きになれなかった。はっきりいうと、音楽の質が低いと思ったのだ。10歳の時に、姉が買ってきたクイーンの「オペラ座の夜」(ほ

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リヒャルト・シュトラウスのオペラはLPやCDなどで音だけ聴いていると何がどう良いのか、わからないものが多い。音だけ聴いてもわかりやすいオペラといえばベートーヴェン「フィデリオ」とかビゼー「カルメン」あたりだろうか。「フィデリオ」はベートーヴェン

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25年ぶりの自動車教習所
2022年01月28日00:20

免許証の「AT限定」解除のために自動車教習所に通い、無事審査に合格することができた。AT限定解除の教習を受けたのは、単純にMT車を運転したくなったというだけの理由。長年AT車に乗ってきたのだから、MT車も教えてもらえば簡単に運転できるだろうと、軽く考

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フルトヴェングラー/バイロイトによる1954年のベートーヴェンの第9を聴いて、大きな感銘を受けたのでその感想を書いてみた。8月9日のライヴで、有名なのルツェルン音楽祭での第9のライヴは同年の8月22日であるが、受ける印象は大きく異なる、というかぜんぜん

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新年を迎えて
2022年01月04日01:20

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。3日は誕生日なので、マイミクの方々からメッセージをいただきました。ありがとうございました。元旦は読書。「クナッパーツブッシュ 音楽と政治」奥波一秀著 みすず書房まだ読了していないの

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