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2022年03月31日18:39

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「日本のロック、フォークの名盤10選」第6回 フリクション「軋轢」 

フリクション 「軋轢」(1980年4月25日 PASS)

このバンドのことは、まったく知らなかった。
日本のロック、フォークの名盤を10枚選ぶために
いろいろなアルバムを聴いて、やっと
見つけたのである。
だから、バンドの歴史やメンバーのことは
いまでもまったく知らない。

ノイジーなギター、
カラカラに乾いたサウンドの
ギターのカッティングとドラムス。
そして、歌うのではなく、言葉をなげかけるような
独特なスタイルのヴォーカル。

日本のロックにありがちな、情緒的なテイストが
完全に削ぎ落とされている独自の世界観。

これは、パンクといっても、セックスピストルズ、
クラッシュ、ダムドといったイギリスのパンクではなく
アメリカのアンダーグラウンドのパンクロックの
オムニバスアルバム
「No New York」あたりを連想させる。

クールでありながら、凄まじいビート感と
何よりも、パンクロックならではのカッコよさに
圧倒されてしまう。

こういう表現方法があったのかと
目を見開かせるものがある。

日本のパンクロックのアルバム中、
屈指の名盤ではないだろうか。

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