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日記一覧

「ユリイカ 総特集―ステファヌ・マラルメ」(青土社 1986年)                                    440頁もある大部の本で、いろんな人がいろんな角度からマラルメを論じています。なかには、本人も自分で何を書いてい

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Marcel Brion『Le journal du visiteur』(Albin Michel 1980年) マルセル・ブリヨン最晩年84歳のときの作品です。もともとブリヨンの小説は、展開が少なく冗長な印象がありますが、この小説はとくに、年寄りからくどい話を聞かされるように、少しずつ変化

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 音楽の話題から、1年半以上も遠ざかっておりました。コンサートにまったく行かなかったわけではありませんが、タイミングを失して書きそびれてしまいました。CDでは、相変わらず19世紀のチェロ音楽を中心に聴いておりました。以前、「フィッツェンハーゲン

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渡辺守章訳『マラルメ詩集』(岩波文庫 2014年) 岩波文庫のマラルメ詩集は鈴木信太郎というのが学生の頃からの定番でしたが、ついに世代交代しました。新刊書店にあまり行かなくなったので、ついぞ知らぬままに過ごしていました。時々は岩波文庫棚を見てい

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ステファヌ・マラルメ秋山澄夫訳『イジチュールまたはエルベノンの狂気』(思潮社 1976年)ステファヌ・マラルメ長谷川四郎訳『マラルメ先生のマザー・グース』(晶文社 1977年) マラルメ詩集に続いて、マラルメ詩作品及び詩の解説本。両者はともにマラルメ

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 昨日、秋晴れのなか、百万遍秋の古本まつりの初日に行ってまいりました。出町柳から会場に向かう途中の臨川書店で、さっそく収穫あり。とにかく破格の値段。ほとんどが100円から300円ぐらいまで。RACHILDEはたくさん出ていましたが、とても持ち切れないので

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