ノートパソコンでＴＶ？　映画？

　ちびノートに超漢字４を導入できなかったのでノートパソコンの現状を見ておこうと梅田のソフマップとヨドバシを覗いたのですが、ほとんどの機種が４：３画面ではなく横長画面になってしまっているのに驚きました。パナソニックのレッツノートがかろうじて４：３画面（ＸＧＡ）なくらいです。

　みんなそんなにノートパソコンでＤＶＤか何か見たいんかい！

　とはいうものの僕もＸＰを外してＷｉｎ２０００に入れ替えたソーテック製タイガース優勝記念モデル（ＸＧＡ）ではウルトラマンネクサスのＤＶＤ見たりしているんですけど。でもこのモデルはＸＰがオマケで、ターボリナックス１０をカスタマイズしてひたすらタイガース色にまとめたタイガースＬｉｎｕｘがメインなのです。買ったときからデュアルブートＰＣという珍しい製品で、ＸＰに出来ることはＬｉｎｕｘにもさせようというのでＤＶＤは見れるし「筆ぐるめ」のＬｉｎｕｘ版もＣＤーＲ・ＲＷ書き込みツールも付いているという代物でした。光学ドライブが付いているモデルとしてはかなり薄くて軽いのでがんばればモバイルに使えるのですが、ドライブ構成を変えるとタイガースＬｉｎｕｘがインストールできない（リカバリーＣＤが拒否する）ので外装まで虎縞になっているこのモデルの面白みが台無しになってしまいます。というわけでメモリーを上限まで増強しても５１２ＭＢという性能面を考慮してＸＰを２０００に載せ変えてちびノートに導入できなかったＶＭｗａｒｅチューンされた超漢字Ｖを組み込んでいますが、虎キチの我が母の絵手紙作成用に貸与しているので今は使えません。
　このモデルを買ったときにはまだ横長画面より４：３画面のモデルのほうが多かったと記憶していますが、まだ当時のほうが他のＯＳを実用に供する余地が残っていたことになります。他のＯＳが全て横長画面に正式対応しない限りＶｉｓｔａは無人の荒野を行くも同然のありさまです。

　せめて光学ドライブを載せていないモバイルタイプくらいは伝統的な４：３画面であってほしいものです。でもレッツノートはこのタイプでは安いとはいうもののちびノートの倍以上する１８万円台のお値段で、製品としては魅力的なのですがとても手が出ません。それでももしこのまま横長画面化が進んで次のモデルが横長になるのなら無理してでも買うしかないかもしれません。