NHKなどで放送した“カラー化した”ドキュメンタリー・フィルム群からの編集映像には、その生活感覚が鮮やかに蘇っていたので驚きました。そしてピーター・ジャクソンの「彼らは生きていた」(2018)という、第一次大戦における記録映像を再編集し、画像をカラー化して読唇してセリフをアフレコした作品に驚愕しました。その時の僕の日記を貼り付けます。
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https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975507358&owner_id=6327611&from=list_diary_search
今回は「シン・ゴジラ:オルソ」というモノクロ映画に手を出しました。「シン・ゴジラ」は劇場で見て、結構面白がった記憶があるのですが、その“実態”をもう忘れてます。しかし、このモノクロ版を10分ほど見て、“こんなにおもしろい映画だったのか!”とびっくりしました。“モノクロによる迫真性”というものを実感したしだい。
しかし僕は“オルソ”なんたらいう“呪文”は知りません。何語やねん?とグーグルAIさんに尋ねたら、A4一枚に収まりきらないほどの説明文が現れました。それを要約すると、次のとおり。
>オルソクロマチックフィルムは1873年に開発された。青色の光にしか感度を持っておらず(それとかなり微量の緑色にも反応する)、赤色には反応をしない。
>しかし、パンクロマチックフィルムが1906年ができ、最大700ナノメートルの可視色スペクトル全体を感知できるようになった。今日のほとんどの白黒フィルムはパンクロマチックフィルム。
そう言えば父親が“パンクロが…”どうたら言いつつ、自分が撮影したフィルムを印画紙に焼き付けていたな。意味不明やったけど。それとジョン・ウェインの赤いシャツが、モノクロだと黒に写るというトリビアも耳にしました。ということで、微妙な表情などが“ツブレて”しまうらしい。
ところで僕は、日本映画における俳優さんたちの白々しい台詞のやり取りが大嫌いで、“30分ルール”を使用するのはたいてい白っこい説明セリフのせいです。それが今回、あまり感じられず、実に緊迫感満載で10分から20分くらい進むのでした。さすがに米国大統領特使カヨコ・アン・パタースンたらいう人物が喋ると白っこくて鼻につくけど…。
いやモノクロ版に乗せられてしまったので、“もしかして大幅に再編集したのか?”と思い、カラー版を引っ張り出したんです。そしたら、始まって10分、20分とチャプターをキッている場所は、ちゃんと同じ位置でした。でもって上映時間はカラー版1時間59分46秒、オルソ版は1時間59分59秒でした。←オルソ版に関するクレジットが1枚余分なだけ。
けっきょく、カラー版だと“生活感覚”がにじみ出てしまうのです。だから“国家的な危機”なのに、俳優さんたちのセリフが全然といっていいほど染み込まない。だけどオルソ版だと、かなり実感として染みるのです。←ということは、「史上最大の作戦」のカラー版見たら、つまんなくて投げ出してしまうかも。←そもそも持ってないし、見る気もないわ。
とはいえTV「拳銃無宿」のカラー版は、すんなり見られた印象があります。それはスティーブ・マックイーンという当時の“大スター”さんに、映画雑誌でお馴染みだった親近感が加わったからなのかも。←B・Bのモノクロ映画をカラーライズして再放送してくれたら、できるだけ録画するで! ぜひよろしく。←僕が契約中の放送局に限る。
僕がこの歴然とした“差異”に気づいたからには、他の方々もとっくに気づいていたはずです。さらにアメリカでの評判が気になるのでグーグルAIさんに尋ねたのですが、かなり長文になるので回を改めたいと思います。あしからず。
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