ちょっとややこしい話かもしれないが、お付き合い願いたい。
今、我々を取り囲むこのアクリル板っていうやつ・・・・これの素材っていったい何なのか?っていうとナフサ即ち石油である。
そして当然のことながら、ポリエチレンテレテレタレート即ちペットボトルの素材も当然、石油だ。
プラスチック・エイジっていう言葉が昔取りざたされたが、実はそれって石油依存型の世界を揶揄した言葉だった。
スタンリー・キューブリックが表現した永遠に古びないマットなプラシチッキーな映像美っていうのは実は素材としてのプラスチックの美なのだ
先日こんなことがあった。
ちょっとオフィスの電圧の調子がおかしいので、見てもらったんだが、原因はわかったが部材が調達できない。
それはコロナ禍の影響で輸入できないの?と業者に問うとどうやらそうじゃないらしい。
結局、原油価格の高騰が素材としてのプラスチックにも影響が及び、メーカーが生産できないという事らしい・・・
そう、原油価格高騰っていうのは内燃機関の燃料ばかりではなく、我々の生活を形成する石油由来の素材にも影響を及ぼしているのだ
カーボンニュートラルとか言ったところで、結局は我々はロックフェラーの手のひらじゃん・・・なんていうのはちょっと早合点だと思う。(かつて原発事故があった時に大量のデュポンのタイベックが原発作業員の為に調達された事がある。これはロスチャイルドの陰謀だ!とか騒がれた。結局、陰謀論者というのは何かあるとロックフェラーかロスチャイルド、もしくはフリーメーソンである
陰謀論の構図ってヤツを僕なりに解釈すると・・・人間はよくわからない時の陰謀だよりっていうのがあって・・・まあ長くなるから割愛)
話はちょっと飛ぶが、ステンレスっていう素材がある。
こいつが民生品として普及するのは第二次大戦後、大量の軍需物資が余ったからだ。
20世紀にアンディ・ウオーホールという芸術家がいた。
いわゆるPOPアートの始祖のような人なのだが、彼が選んだ素材っていうのはコカ・コーラだったりキャンベル・スープだったりとか、当時世界中に溢れだした大量消費財である
結局何が言いたいのかっていうと大量消費社会っていうのは、大量のゴミを生むっていう事だ。
21世紀になってからウオーホール作品は、ある日本のビール会社にオマージュされる。
これがなぜオマージュとして成立するか?重要なポイントは今現在、アルミニウムというのは資源ごみ、もっと言うと有価物としてリサイクルされているからだ。
ZOZOの前澤さんが宇宙へと飛び立った。
非常に夢のある話であると思う一方で・・・何となく引っかかる。
宇宙のゴミ問題である。
僕みたいなアマチュア天文マニアでもその深刻さは十分わかるし、JAXAにしてもNASAにしても民間業者にしても真剣に取り組み始めてる。
僕が子供の時の頃みたいに宇宙っていうのは夢とロマンの世界ではない。
21世紀っていうのは、国力を誇示するために宇宙を目指すっていうような無邪気な時代ではない。
宇宙の政治利用はもう20世紀で終わりだ。
とはいえ、そこにはいまだに先進国の既得権益のような問題も横たわり、一筋縄にはいかない。
スコットランドのグラスゴーであったCOP26と同じ構図だ。
まあ、ややこしい世界だ
ただこれだけは言っておくが、かつて人類は月に行っている。
これについてあれこれ言うのも非常にめんどくさいので、割愛するが、かつてアポロが月の周回軌道上、スミスの海上空で謎の加速をする不思議な現象を日本のかぐや宇宙船が解明したことからも明らかだ。(結局、重力異常の原因はスミスの海にある2000兆トンを超えるなんらかの未知の物質が原因らしい)
戦争と物資・・・それは密接に結びついている。
Covid19っていうパンデミックを戦争に見立てるのはちょっと違うのかもしれないけど、今、世界では世界大戦なみの人が犠牲になっている。
そして何となくではあるけど、このパンデミックも収束まで過去2回の世界大戦なみに4年程度かかるんじゃないか?なんて専門家もいる。
むしろこれは戦争と物資というより、有事と物資といった方がわかりやすいのかも知れない。
とりあえず、アクリル板のリサイクル、リユース、リデュース、即ち3Rについて考える
何が正解なんだろう・・・よくわかんないな・・・
刈り取られた水田に新たな稲が芽吹いていた。
何となくうれしくなった。
上手く言えないけど我々の未来ってこういう事なんじゃないか?っていう気がしたのだ
まあ、そんな感じでコロナ禍2回目のクリスマスだ
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