『目頭を押さえた』@シアターイースト
過疎の村の閉塞感の中で、外への扉を開く時期。
2人の高校生と、彼女たちを取り巻く人たちの物語。
写真で高校日本一になったことで、
未来へ歩き出そうとしている少女に対して、
父親は、この地域自体への屈託も抱えながら
彼女だけが拠り所にもなっていたりして複雑。
ただ、最後に起こった事件によって、きっと
ここで生きていく選択ができたかもしれない。
被写体になっていた幼馴染の少女の方が、
社交的で賑やかで、ややうるさいくらいだったけど、
その中に残される側の寂しさも感じたり。
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