知らんがな（観劇メモ）

『外の道』＠シアタートラム

昨年、池袋で上演予定だったものが延期の末に三茶で。

故郷から離れた町で久しぶりに
再会した2人の男女が語り合う不思議な近況。
徐々に混じり合い、不条理な世界が描き出されて
だんだんと精神の歯車も、社会との歯車も合わなくなる。

二人の言葉を、いろいろな演者が代弁しながら進む。
舞台は二人の会話劇なのか、それとも彼らを取り巻く
不可思議な世界とその住人が見守っているのか。
観ているこちらも、だんだんと混乱してくる。

安定の気持ち悪さが残る、イキウメだった。