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2020年06月26日22:14

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門井慶喜「定価のない本」、大崎梢「彼方のゴールド」

門井慶喜「定価のない本」読了。

プロローグは、2014年のお正月、女の子がカルタ取りをしょうという場面から、少女の曾祖父、神田の古本屋である琴岡庄治の物語になる。
第二次戦争後、神田の古本屋は好景気を迎えていたが、庄治の知り合いの古本屋が死体で発見される。
戦後の古本屋事情が面白いし(事実かどうかはわからないが)、GHQが日本の歴史を操作しようという陰謀に、日本の古本業者が挑むという(これは荒唐無稽か)ストーリーが重すぎずに、すらすら読める。


大崎梢「彼方のゴールド」読了。

出版社、千石社のシリーズ第3弾。
今回は、小学生の時、水泳の経験があるだけのスポーツ音痴、目黒明日香が、スポーツ総合誌「Gold」に移動になる。
出版社ネタ、スポーツ取材ネタも興味深いが、今回は明日香自身の過去(その幼馴染の動静も)と向き合うのも一つのテーマ。
相変わらず、大崎梢さんは手堅い。


今日は通院後、昼の1時ごろ出社、が、眠くて眠くて、夕方6時前にダウン。早退させてもらう。今はそれほど忙しい時期ではないからいいが、このままでは仕事に支障を来すなぁ。
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