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2020年06月11日19:23

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堂場瞬一「闇夜 警視庁失踪課 高城賢吾」、森絵都「みかづき」

堂場瞬一「闇夜 警視庁失踪課 高城賢吾」読了。

シリーズ第9弾。
前巻ラストで分かった出来事で、また酒におぼれる高城。しかし、小学生が行方不明になった事件のため、明神と醍醐が高城を引っ張り出す。
これが再生の物語であることがはっきりわかる。しかも、この巻半ばで明神にも転換点が来る。
ストーリーもうまいし(まあ、このシリーズの定型みたいになっている部分もあるが)、とにかく次巻で終わり。楽しみだ。



森絵都「みかづき」読了。

貧しさゆえに進学できず、小学校の用務員をしていた大島吾郎。かれは落ちこぼれた生徒に用務員室で勉強を教えていたが、ある時、シングルマザーの千明に誘われ、塾の先生になる。
昭和30年代から平成にかけての、塾業界を舞台に、吾郎と千明、その母頼子。さらに千明の連れ子、蕗子。吾郎と千明の間に生まれた、蘭、菜々美など。
教育論というか、子供への教育を縦糸に、大島家の人間たちの生きざまを横糸に、長大な物語を描いた素晴らしい物語。
460ページの長編だが、続きが気になってすらすら読めた。


昨夜、初めて寝ている時にストーマから便がもれた。
ちょっとショック。
シーツの洗濯やら着ているものを捨てたり、被害も大きい。ただ、敷布団の中まで汚れなかったことは不幸中の幸い。
はぁ〜〜。早く慣れたいな。
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