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2019年07月08日16:40

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雨の東京ポエケット

昨日は両国の東京ポエケットに行ってきた。松下育男さん、廿楽順次さんたちが初心者教室の『buoy』や『ガーネット』『生きごと』『Down Beat』などで出店するので、そのあと飲まないかと連絡があった。長嶋南子さんも来た。

東京ポエケットには始まりの頃に『冊』も出店していたが、何年かやっているうちに店番するのが面倒だったのか、詩集販売にもあまり意欲もない同人が多かったのか参加しなくなった。私個人は楽しくていいのになぁと思うのだが。廿楽さんなどは今回のために本をオン・デマンドで作ってしまうのだからすごい(表紙に著者の名前を入れ忘れたらしい----将来レア本になるのは確実だ)。「詩と思想」だの「らんか社」「モノクローム・プロジェクト」なども出していて、一色真理さんやら青木由弥子さんやら長谷川忍さんも店番をしていた。中島悦子さんや柴田千晶さん、小川三郎さんにも会ったが『Down Beat』区画の担当らしい。

肩を叩かれて振り返ったら元『冊』同人の筒渕剛史さんだった。詩のイベント好きは不治の病というところであろうか。おっさんになったなぁと思ったがこちらの爺様度と比較すれば遥かに若い。あおい満月さんも当然のように来ていて個人詩誌をくれた。

店仕舞い後、駅近くの飲み屋で松下、廿楽、長嶋、初めて会った新鋭詩人のHさんご夫妻(お二人とも詩人)・その娘さん(小学校一年…可愛かったぁ)と飲む。小学生がコカ・コーラを注文すると、松下さんが身を乗り出して「そのコーラはね、おじさんが樽のなかで棒をこうやってかき混ぜて作ったんだよ」などと怯えさせていた。退職老人が元の勤務先の名を聞くやよくやることである。困ったものだ。そのご家族が先に帰ったあとまたいろいろと詩の話をした。相撲はその日幕を開けたが名古屋場所なので国技館は閑散としていた。雨は土砂降りであったが、売れ残りの書物類をスーツケースに入れてゴロゴロと引いて歩く廿楽さんだけが働く人であった(けっこう売れたそうだ、よかったよかった)。


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