7月となりました。で、7月の詩を。
この詩に出てくる読経する先輩が先日、ちょっとやってみてとのリクエストに応え、出だしだけ実演した。本当の坊様と同じで愕然とした。これを聴いたら頼みにくるのは当然であろう。しかし、その時思ったのだが、私は無神論者ではあるが、雑談の中で気軽に「ちょっとやってみて」とは言えない自分を感じた。どんな宗教にしても聖典は大事なものだと思うので。
http://kamitelyric.web.fc2.com/month-poem-latest.html
ところで7月に入ったということはNHKの<朝の連続テレビ小説>「なつぞら」も半分が終了したわけだ。開始直後に感想を書いたので、私の中間評を。
初期はヒロインなつの子役・粟野咲莉とじっちゃま・草刈正雄の頃(十勝編というらしい)があまりによかったせいか、広瀬すずになってから、とりわけ東京篇が平板で面白くない。兄貴の生き方を批判したり、菓子職人の修行にきた雪次郎が演劇に目覚めると、それを否定したり、その家族が上京してくると今度は雪次郎の肩をもつなど、非常にご都合主義的である。悲願のアニメーターとなることができた最近では、登場人物の全員が「よい人」と化し、みんなに見守られて幸せに生きている。そういうことからすると<広瀬すず>顔は合っているのかもしれない。上品に整っていて誰からも好感が持たれるが無個性な感じがする。演技力の問題かもしれないが。たとえば草刈正雄だったら無茶なストーリーを振られても、それを現実味のある話に変えてしまう。たった一言・ひとつの表情だけで場がしまる。役者というのはすごい、と感じる。
実の妹の出現でひと波乱ありそうだが、ここにはさして期待はしていない。問題は結婚話が伝わってきた天陽くん(吉沢亮)との関係であろう。なにせネット表現では<国宝級>のイケメンである。そのまま放っとくワケがない。そこは請うご期待である。100本記念ということで力が入っているとはいうものの、現在は中だるみの感じがする。これから9月末まで、暑いからなぁ。よい展開を期待している。ちなみに美男美女がきら星のごとくであるが、私からみて画面に映るとうれしいのは草刈正雄、吉沢亮、伊原六花(アニメ会社の同僚モモッチ)、比嘉愛未(川村屋オーナー)というところか。
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