平成30年12月、愛媛県の廃村探索、旅2日目、
2番目の未訪廃村 土ノ峠(つちのとうげ)には、車道が通じていない。
土ノ峠へ向かう山道は複数あるが、住友・別子銅山関係の廃村 鹿森(しかもり)を通る道を選んだ。
荒獅子さんは、中之成、土ノ峠、鹿森ともに初めてとのこと。
私は鹿森は平成22年3月以来8年ぶり2度目。大規模な社宅跡の再訪も楽しみだ。
マイントピア別子の駐車場に軽トラを停めて、炭焼き小屋横の「鹿森」という頼りない表示の場所から山道を上がる。
10分ちょっとで「鹿森 大正5年建設 昭和45年3月閉鎖」と刻まれた石碑と「鹿森社宅」という銅のプレートが見当たった。
木造平屋建ての社宅は、全部で276戸あったといわれる。
「おそらくこの方向だろう」と思って道なりに進むと、
集落のメインストリート(100mを超す長い階段)に到着し、やがて共同浴場跡にたどり着いた。
画像1 鹿森・集落跡入口に建つ離村記念碑
画像2 集落のメインストリート(100mを超す長い石段)
画像3 はっきりと様子がわかる共同浴場跡
(2018年12月16日(日)午前9時50分〜10時頃)
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