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2019年01月02日21:32

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フレデリック・フォーサイス「イコン」上下

フレデリック・フォーサイス「イコン」上下読了。

再読、いや再々毒か。
原著は1996年に発表。ソ連崩壊後のロシアがボロボロになっていく様を、独裁を目論むコマロフが大統領を目指す。コマロフの本音を書いた「黒い宣言」なる極秘文書を手に入れたイギリス情報機関SIS長官、アーヴィン卿は、元CIA工作員、モンクをロシアへ派遣する。
コマロフ暗殺ではなく、独裁に陥らないロシアの未来を描いた姿とは?
前半、モンクの過去のパートでは、CIAのダブルスパイ、エイムズのことを細かく描写しており面白い。
フォーサイスは、人間が描けていないという評価があるが、この作品の主人公たち、モンクやアーヴィンはそれなりに人間臭い。まあ、深みはないけど。
でも、やはりスパイ好きにはたまらない作家であり、作品である。


昨日は、ほぼ寝ていた。
大晦日に、孤独のグルメみて、途中からももクロのライブ放送見て、カウントダウン。
今日は、洗濯槽掃除して、風呂掃除して、なんか大掃除だったな〜。

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