平成30年11月上旬、愛媛県の廃村探索2日目、
石鎚保育所跡の建物にはまずまずの規模があり、
外壁を追いかけているうちに「石鎚養蚕組合」という標板を見つけた。
保育所以外にも公共施設が入っていた様子だ。
昭和10年の周桑郡千足山村(この地域の行政村)の人口は 1,161名。
昭和26年、千足山村は石鎚村へと名称変更。
昭和30年、昭和の大合併で小松町石鎚となり、
平成16年、平成の大合併で西条市小松町石鎚となる。
平成27年の国勢調査では、石鎚は2戸3名。
かつて千人を超える人口があったという規模を考えると、
石鎚村は行政村の廃村と言える。
平成7年、旧石鎚小中学校に設けられていた石鎚公民館が廃止となっており、
その頃、虎杖土場は無住化したと思われる。
画像1:石鎚保育所跡の建物
「石鎚養蚕組合」という標板を見つけた
画像2:石鎚保育所跡の建物の廊下
荒れ方が、使われなくなって久しいことを語っている
画像3:石鎚保育所跡、外付けのトイレ
まとまった数の便器が残っていた
(2018年11月4日(日)午前9時25分〜45分頃)
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