『悲しみよ、消えないでくれ』@シアターイースト
句読点三部作、第2弾。
山小屋で、亡くした恋人の父、妹と暮らす男。
恋人の命日に、集まってくる仲間たちや、
荷運び夫婦と過ごす間に、
それぞれの抱えていることや本音が
ぶつかりあって、爆発していく。
なぜ、男が2年も山にとどまっているのか。
時間が経つにつれてゲスっぷりがばれて。
ちょっと挽回するかと思ったら、妹がトドメの暴露。
本当は悼んでなんかいない。逃げているだけ。
ほんまもんのロクデナシだった。
でんでんさんの父親の、最後の一言。
その人を知る誰かと一緒にいることで、
愛する人を亡くした悲しみを持ち続けたい、
そんなやり切れない気持ちが、鼻水とともに。
古山氏の気持ちいいくらいダメ男、ハマってる。
おごしちゃんの冷めた妹役も、よい。
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