『すべての四月のために』@東京芸術劇場プレイハウス
焼肉ドラゴン、パーマ屋スミレ、たとえば野に咲く花のように
の流れの、鄭さんのコリアンシリーズ。
第2次大戦の中で、日本と韓国(朝鮮)という
2つの国に挟まれた家族たちの話。
全3作を観ているので、かなりすんなりと
世界観の中に入り込んでみることができた。
切なくて、悲しい話なのに、コメディのように
軽快に、笑いを通じて描かれて、
それでも生きていく人間のたくましさを感じる。
誰か一人を主人公にすることなく、
一つの大きなファミリー、仲間を描いているのも
感情移入がしやすい部分なのかもなー。
足の悪い女性、というのがよく出てくるけど、
実際にモデルがいたのだろうか。
麻実さんのおばあちゃんがチャーミング。
シスターズ、特に下2人の振り切ったキレもよし。
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