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2017年11月21日16:19

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「60歳からの外国語修行」を読んだ

青山南の「60歳からの外国語修行」岩波新書 9月刊 を読んだ。外国語というのはスペイン語だ。紀元2000年にアメリカに住む中南米人はアフリカ系、すなわち黒人を追い越して最大の数になった。アメリカの作品の中にスペイン語が混じってくる。著者は翻訳家だが、スペイン語をやろうと決心した。
 どの言語が一番多く母語として使われているか、いろいろな統計ではどこも中国語が1位だが、2位英語、3位ヒンドウー語、とか2位スペイン語、3位英語とかあるがいずれにしてもスペイン語は多い。そのスペイン語を一番多く使っている国はメキシコだ。1位メキシコ、2位アメリカ、3位スペインなのだ。
 それで著者はラジオ講座を聞いていたが、4月に聞き始めて挫折し、10月にまた初めてまた挫折というのを繰り返していた。(私のスペイン語も同じだ。)一念発起して、メキシコで5週間単位の授業を標準にしているセンターに登録し、ホームステイした。少人数のクラスが多く、工夫をこらした授業で、覚えて行った。
 2万年にわたるメキシコ史の97.5%は、かつてアジア大陸から移り住んだインディオの歴史だった。彼らは高度な文明を発展させた。それが460年ほど前、スペイン人によるアステカ帝国制服で、致命的な打撃を受けた。
 授業は、鉄腕アトム(Astro Boy)の伝記を書くことで過去形の練習をさせられたり、尻取りゲームをさせらりたり、いろいろあって楽しかった。



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