『地獄谷温泉 無明ノ宿』@KAAT神奈川芸術劇場大ホール
岸田賞をとった戯曲の国内最終公演。
庭劇団ペニノは初。
時間が止まったような温泉宿の一夜。
誰かに招かれた異形の親子によって、
そこに集まる人々の、心に生まれる波。
迷いのない親子を通して、
それぞれの迷いを見つめる感じ?
最近の設定なのに、昔のような。
土臭さというか、日本的というか。
不思議な感覚の世界観で進む物語。
男も女も老いも若きも全裸になって、
性的なシーンもあるのだけれども、
なんだか、とても自然な情景に見えた。
日高さんの無防備にさらされた
ダイナミックな裸体が、ものすごく母。
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