夢全然覚えてなくて、起き抜けに「我々家政婦協会としてもな……」とつぶやいていたことだけ覚えている。家政婦になんの思い入れもないんだけど大丈夫かな? 家政婦協会なるものがあるのかどうかも知らないし。家政婦と言えば子供なのでというこじつけついでにここに書いておくとどうも最近は「きょうだい児」という障害者のガキを呼ぶ変な言葉があるみたいですね。「認知症」レベルで字面から何も伝わってこないんだけどいいのか。障害者もハゲも両方笑うか両方笑わないかどっちかにしようというのは分かるんだが、両方笑わない方はホント大変だよ。だって「チビ」も場合によっては差別用語になりうるので差別しない側のひとは使えないわけじゃん。チビちゃんとか言ってるときそれ差別用語ですよって言うんでしょ。例えばそれがキチガイちゃんという表現と同じように。だから本当に大変だなと思う、おれは適度に差別していく側の人間なのでチビとか普通に言うけどね。
朝というか昼というか朝、インターネットニュースを見たら突然、女の足を舐めた男に対する判決で、被告の興味自体は責められるものではないと思うが、他人に迷惑をかけるのはやめてください……という言葉が踊っていて、興味に対する正当な理解だ、と喜んでしまった。ロリコンとかもこの部類ですよねえ、ロリコン自体が悪いわけではない、それが行動を伴い迷惑になれば犯罪なのだと。それはそれとしてその被告が「足なめ被告」と呼ばれていて、まるで妖怪みたいな扱いするんだなと思った。今日は出かけなきゃ嘘みたいな天気だ、猛烈に晴れている、金沢じゃ珍しい天気だ。あまりにも晴れていたのでなぜか昨日の帰り道のことを思い出したんだが、そう言えば(子供は嫌いだが)小学生がフエを吹きながら帰っていて、結構うるさかったのに誰も咎められていなかった。そうか小学生だったら路上でもフエを吹いてもいいんだな、なるほど〜と漠然と考えていたものだった。まあおれのフエは一メートルぐらいあるのでたとえ小学生だったとしても怒られる可能性があるが。
唐突に帰り道の話をしてしまってアレだが、その帰り道を今日も使うべく、出かけた。昨日と同じガレージ本店とマンションの古書店に行く、これはリベンジだ。この、店が閉まっていて買えないという空気がおれの購買意欲を掻き立てたんだ。だからその勢いで、茶の本と木簡の本を買ってきたってわけだ。あと、マンションの方に、韓国の焼き物の薄っぺらい本があったので、薄すぎるし買うまでもねーなと立ち読みしてきたけど、透かし彫りは本当にお家芸っぽいところがあった。あとデザインはメチャクチャ使いまわしてる。結構前の伝統的な透かし彫りの本だったが、今も同じデザインのものが商品として多数売られていた。帰ってパソコンを付けて、ニュースなんかを再度確認するとデジタル付箋が目に入る。雑誌……? そうだ! 雑誌の受け取りがあったんだった! これは大失態だと気付いたので、着替えてしまった服を再度着替え直してもう一度出かけ、本屋で雑誌を受け取ってきた。うーん時間の無駄遣いだ。しかも急いだせいか自転車のチェーンが外れてしまったし、よくないことだらけだぞ。
今日はこれぐらいしか出来事がねえかな、平和平和って感じだったけど、なんと世界ふしぎ発見で偶然ラオスの特集をやっていた。ラオス知ってますかみたいな紹介のされ方をするのが悲しいが、まあパラグアイ知ってますかとか、エストニア知ってますかみたいなレベルなんだろうな、おれはずっとストリートビューで回ってるし、ビエンチャンの狭い区域を虱潰しに回っているんだけど。ところで滝壺で釣りをするジジイはいい、二本のロープが橋代わりなのもいい、住宅街の道もいい、フランスパンを焼いているところもいい、パンを焼いているという体裁ではない。まったく玄関が雑貨屋だし、奥の厨房では犬が走り回っている。なんという衛生管理だ。そしてそこでおれの見たいラオスは終わった。夜中は夜中でまた、カンボジアの元地雷原で作られた芋の焼酎を売るんだという面白い話を目にしたが、値段は普通というかむしろ高めの部類だった。フェアトレード、確かにそれはいいでしょう。でも高くする理由がないとフェアだろうがなんだろうが買わないでしょ。地雷のエピソードで盛り上がりたいから、地雷の写真を差し込むとか、地雷の破片を差し込むとか、土入れるとか、なんでもいいけどおもしろいことすればいいのにな、と思った。
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