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2017年02月12日08:58

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ゴジラ私家版ネタ帳の10 命じる者と撃つ者

機龍の開発が政府によるプロジェクトである以上、当然その推進には政府側の人員も多数参加している。このストーリーでは国民側の立場を代表する者としてプロジェクトリーダーとボディガードの2名に焦点を当てる。

プロジェクトリーダーは初代ゴジラを道連れに死んだ芹沢が最も恐れた立場を代表する。彼は機龍がゴジラを退けた暁には、その技術はもちろん機龍そのものも駆使して日本の地位を軍事的にも高めることを目指している。

ボディガードは第二のゴジラ、つまりこのストーリーにおけるゴジラにより肉親を失った者であり、かつての芹沢の行為による被害者の立場を代表する。かつての芹沢を裏切り者とみなし、その末裔である今の芹沢にも憎しみを隠さず、おまえが再び裏切るときは、俺がこの手でおまえを殺すと宣言する。彼がラストで芹沢を撃つのは命じられたからというより、芹沢が最後にしようとしたことを第3のゴジラへの備えを失わしめる新たな裏切りと判断したからであり、たまたま命令とのタイミングが重なったにすぎない。


その11 →
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