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2017年01月24日20:08

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池澤夏樹の「知の仕事術」を読んだ

池澤夏樹の「知の仕事術」集英社 インターナショナル新書(今年1月 出たばかり) を読んだ。

いまを切り取るには「新聞」が必要だという。テレビのアナウンサーやコメンテーターは説得の姿勢で話す。新聞なら見出しを見た上で、精読に値するかどうか判断して読める。世の中に向かうときときに大事なのは「何が答えか」ではなく、「何が問題か」だ。

速読と精読を使い分ける。文庫本には大抵解説がついていて、役に立つことが多い。

「日本の古本屋」というのは日本の古書業界をガラリと変えた古書サイトだ。日本全国900軒の古本屋が参加しており、ほとんどの本が手に入る。

ストックの読書とフローの読書という考え方にする。置いておきたい本と、読んだら古本屋などに売る本を分ける。そうでないと本がたまりすぎる。池澤氏の場合、だいたい半年ごとに懇意な古本屋に引き取ってもらっている。段ボール10箱ぐらいになる。(私は古本屋に持って行くのも億劫なので、チリ紙交換に出している)

ファイリングはするべきか?仮にファイリングをするとして、その次に大事なのは常に中身を更新すること。数か月に1回はすべてのフォルダーを見て、その段階での要不要を判断し、捨てるべきものは捨てる。

その他、本の読み方、語学習得法など、有益な情報が満載だ。
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