今週は『澪』の割付作業をしていて、やっと昨日から自由の身となった。数日分の樹木写真を整理したら、不明樹のひとつがわかった。「マユミ（檀、真弓）」で間違いないだろう。ふだん行かない場所にあったので、花を見ていないこと、図鑑等によく載る成熟した赤い実になる前、という中途半端な時期のため同定が難しかったが、ネットで細かく各時期をていねいに撮っているサイトがあって、ようやく確信が持てた。「檀 一雄」「檀ふみ」の「ダン」は仏壇の「壇」かと思ってたけど、よく見ると木へんなんですね。「栴檀（センダン）」もこれで、香木を意味するらしい。ネットの「デジタル大辞泉」によると「壇弓（マユミ）」とも書くそうで、この木で弓を作ったとか。よい香りの木で人や動物を殺したわけですね。
�／浚佞砲論�熟すると赤い球形のものが割れるとあるが、上記「デジタル大辞泉」には「果実はほぼ四角形で、熟すと四つに裂けて赤い種子が現れる。」と的確に書かれていた。
マユミという名を見るとどうしても優勝できなかった監督の名を思い出す。そのうち、カネモトとかいう品種が出てくるのではないかと心配だ。今、緊急手配中というオサエの外来種に期待するしかない。（写真左＝実がわかりやすいように採取部を載せる）
�⇔个亮造弔覆�りで、エゴノキのできたての実を。少し前まで黄色と白の花でにぎわっていたが、もう実となったか……（写真中）
��もうひとつ、これも若い実が付いているが木の種類が皆目わからないものを。分かる方がありましたら、公開捜査にご協力を。葉は互生、鋸歯あり。いくつか候補を考えたが、このブラシ状に並んでいる実の列がネックとなり確定できない。（写真右）
話は変わるが『澪』を入稿する時に「今月の詩--6月」の「やり直し」を手直しした。Ms トラキチさんの「１連と３連は違う（反対の）ことを言っているようで、同じことでしょうか。」というご感想により流れがわるいことに気付いたからだ。「やり直し」が宿命付けられている作品だったのだろうか。ご興味のある方には、直したものを読んでいただければ幸いである。
http://kamitelyric.web.fc2.com/month-poem-latest.html
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