先日、ニガキの葉の苦さについては述べた。すさまじい苦さであった。その後、花の撮影をした折に花も苦いのかという疑問を持った。本日食べてみた。苦かった。ここまでくれば実も、と食するとこれも苦かった。齧ったら茶色いものが見えた。これが種だろうか。食べ残しを人様の目に触れさせるのはいかがなものか？と思いつつ近くの石の上に載せて撮影してみた。うーむ。ニガサはどうすれば写るのであろうか。
苦い花の蜜を蜂さんは集めるのであろうか。苦い実を、はたして鳥さんは食べてくれて、肥やし付きの種をどこぞの新天地に落としてくれるのであろうか。今は苦くても秋には甘くなるのであろうか。あるいは、この苦さがたまらん、という鳥さんがいるのであろうか。人体実験に加わった私はけっこう非協力的にならざるをえないのだが。とにかく本日は全部ニガキなのである。
�．縫�キの花 （写真・左）
�▲縫�キの若い実 （写真・中）
��ニガキの実を齧った断面（写真・右） 家で茶色い部分も齧ってみた。苦いが、他よりはやさしいニガサのような気がした。とはいっても今も陰鬱に苦さが私の口の中から去らない。
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