昨日、林直樹さんの研究報告書案の中に
「林業のために形成された集落」という一文を見つけました。
これは、「秋田・消えた村の記録」の中の
仁郷、手代沢のことを指します。
ともに、営林署の事業所がある集落で、
一般の農山村とは趣が異なります。
「林業集落」は、「山村」(主な生業が林業で成り立っていた集落)と、
とても近しい表現で、誤解をまねくおそれを感じました。
「廃村千選」では、「林業専業集落」と名付けていますが、
あまりよい表現とは思っていませんでした。
ふと、
「営林事業のために形成された集落」という
新たな表現が思い浮かびました。
「営林事業集落」はベタな表現ですが、誤解をまねくおそれは薄そうです。
今後は「廃村千選」でも「林業専業集落」はやめにして、
「営林事業集落」を使っていこうと思います。
画像1:手代沢の分校跡(その1)
手代沢(てしろざわ)は、秋田県由利本荘市(旧鳥海町)、
子吉川の源流部(玉田渓谷)にあった営林事業集落です。
直根小学校手代沢分校は、へき地等級5級、児童数11名(S.34)、
昭和23年開校、昭和36年閉校。
集落も昭和36年になくなりました。
通勤で継続した事業所の廃止は、昭和52年です。
画像2:手代沢の分校跡(その2)
手代沢は、鳥海山の麓、標高500mの地にあります。
分校跡には「火山噴火警戒避難対策事業」の
上玉田川音響・振動観測局の施設が建てられていました。
(2015年 9月22日(火)午後3時30分頃)
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