おれがおれの名前をネオンサインの写真から切り抜いたアルファベットだけで完成させてたら他のユーザーがいいなと言い始めたのでおれが使った文字を貸そうかと持ちかけたらじぶんで探したいからとそのネオンサインが浮かぶ建物に外国の映画のDVDをレンタルしに行きそこで芸人の血が騒いだのか客との掛け合いを楽しんでいたら午前零時を回り時間切れとなってしまったので合格ラインを突破できず芸人の職を失っただろうからみんなでバイトを探そうということになって客との接待がありそうな話芸を活かす方向の仕事を見つけて本人に見せるくだりでそれが女性限定のお仕事であることに気付きこれだったらテレビに出てた方がマシというもののテレビは今政府広報の宇宙戦艦ヤマトのパロディーのパロディーで溢れているし宇宙人に至っては沼から作ったゼリーの透明度を調べているもんだからちょっと静かにしてほしいタイの国歌が聞こえないからと遮る夢を見た。支離滅裂だが長さと正確さがあるのでしっかりと覚えている夢だ、いつもの、テレビに集中したらそれがいつの間にか現実と入れ替わるという近視眼的な回転も発生してるし。
起きて夢をメモして玄関に近付いたらいきなり家族がおれの自転車に機械油を差しまくっていたので大ゲンカになった。えーっと、いつかも書いたようにおれは姉以外の家族とはかなり仲が悪いんだけど、そういうのとか、勝手にじぶんのモノ触られるのが嫌いというおれの性格とかを無視しても、提案とか本人の承諾とかなしにいきなりひとの自転車に機械油差しにくるかよというのがケンカのキモなんだよね。おれは悪くないんだと主張するつもりじゃないんだけど、肝心なのは、当のその家族がまさしく、じぶんのものを勝手に触られるのが大嫌いという人間なんだよ、それがまたおれのもの(自転車)に勝手に触った挙句、何の確証もないのに勝手に油を差しているし、全く矛盾している。おれが悪くないというわけじゃないが、少なくとも怒るべき筋道はきちんとしていた。
このことはまた深い溝を作っただけだし、とりあえず自室にこもってカンボジアの陽気なラジオを聞きながらインターネットニュースを見ていた。そういう精神状態だったからかどうかは知らないけど速やかに読み終えることができたのでそのまま早めに街へ、というのもシルバーウィークというやつで雑誌がこれから連発で届くししかも連休であるためごく一部の古書店を除きすべてが閉まってしまい活動範囲が著しく狭まってしまうため今日でかけないとまずいぞと考えたからであった。とにかくしばらく来れないことを考えてちょっと高めの、といってもそれは百円でなく三百円のという意味だが、本を二冊と下半身の本も買って帰宅した、帰宅したらその前にアップロードしていたおれの音源の転送速度がゼロになっていてまた止まったのかよと舌打ち。なんでこんなことになっちゃうのかよくわからないが予想はできていたので落ち着いて再度アップロードした。
アップロードを待っている間にゲームをしたり、終わったら酒を飲んでメキシコをストリートビューでうろちょろしたりした、最近日本でも水害があったけどもメキシコの人間は最初から河岸に土台のえぐれた家を建てて住んでいるのでたくましいなと思った、あれ普通に死ぬんじゃないのか。そういう疑いを抱きつつ夕飯に向かったらテレビではイヌイットの番組をやっていたが、部族の歌うたってる奴がオシャレ眼鏡かけてたり、イヌイットの末裔がファスナーの付いた服を着ていたり、挙句の果てにはイヌイットの末裔がモーターボートで移動したりと、かなり夢のない内容だった。「道具は変わっても……(おそらくナレーションがぼかしたところには伝統は変わらないみたいなことが入るのだが)」じゃねぇよ、服装と移動手段と武器が変わってるじゃんなどと暴言を吐き散らしていた。ところで、明らかに化学繊維の衣服着てるのになんでアザラシの皮剥いでいるんだろ。売るのか? 売っちゃうのか??
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