ショッピングモールの中の内に向いた明るい台所みたいな飲食店の通路側の本棚に良い状態の三巻立ての古本が売り物として置いてあったので買って行きたかったがまだ旅番組の途中なので荷物になるからしぶしぶ諦める夢を見た。おれは本当に上下巻みたいな本のセットが好きなんだな。本の背は焦げ茶色で、かなり汚れているような気も、今思い返せばするんだけど、その夢の中で状態が良いと判断したのだから、裁断面とかがきれいだったんだろうな。起き抜けの夢は人生は迷路だから履歴書は却下されても結局同じことだという夢を見た。どういうことだよ。人生の縮図を雑に夢で再現するな。この夢、間違えて十時半に起きた時も起き抜けに見ていて、なんだかよくわからないが、ついさっきも見て、しかもそのくせ記憶には全然残らないのでその時考えても今考えてもほとんど内容が思い出せないのがすごい。あと悪ガキを自転車で追い抜いたような夢を見たはずだが自転車系は夢に見過ぎててただ運転してるレベルだともう確実に思い出せない。
麺類を食って自室に戻ると世間の荒波に思考を重ねるのが嫌になりベーシックインカムしか欲しくなくなってきた。まあそれはともかく平穏であるかぎりはインターネットニュースを読むんだけど世間は台風一色、とにかく列島にぶち当たろうとしている台風で騒いでいる。それで今日は出かけられないかなと思ったんで昨日無理してでもでかけたわけなんだが空を見るとなぜか晴れ。しかも清々しいぐらいの晴れ。ニュースを見ると明らかに東京くんだりは土砂降りで大変です首都沈没みたいなレベルで騒いでいるのにこっちは晴れ、しかもこっちに向かってきているのに、なんでだとニュースを中断してお天気サイトを見てみれば石川県の上空に台風がいる。もともと今回の台風は弱かったので目とかもろくにないんだろうが状態としては目ってことだよな。となればこんなに珍しいこともないし天気もいいので出掛けるしかないと思ってお外に飛び出した。
外は気温が完全に夏だった。おれの誕生日ぐらいを境にして今年の夏は完全に終わってしまっていたので一日だけでも戻ってきて嬉しい感じではあったが天気は不安定だろうなという気持ちがどこかにあったので、昨日無理してでかけたときに目星をつけていた本だけ買ってササッと帰ってきた。それでも、天気は完全に良くてとってもとっても良かった。部屋に戻っても風が強いからか天気がいいからか空気が澄んでいるからか、窓からきれいな山の緑が見えて本当に良い日のように思えたし。ただ、あちこちで被害が出てて天気を喜ぶことすら軽く不謹慎になりそうなムードではあったな。でも、被害にあったひとはご愁傷様だけど、台風がひでえっつってんのに出社したような人間にくれてやる同情もないんじゃない? 生活のために仕事してるはずなのに台風の中出勤して命を危険に晒すことで生活すべてを棒に振るかもしれない奴ってもれなくバカでしょ。
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