夢は外人を叱っていたことしか覚えてない。別に外人が出てくることはおかしいことじゃないんだよな。だって日本人の知り合いというものがほとんどいないからね、だから夢の中で扱いやすい人物というとどうしてもおれの中で名前のしれている有名人化あるいは適当に設定された外人ということになる。便利なんだよファンタジーとして。しっかり日本語も通じるしな。そういえばメシ食うときに見ていた番組では小学生が黒人を見て盛り上がっていたけど、外人じゃなくてちゃんと外国人って呼んでいるんだな、一瞬感心しかけたけど、どうだろうね、小学生って六年とかじゃなくてどう見積もっても年齢一桁の奴らだぜ、そんな奴らに差別意識などあるはずもないだろうから自由な言葉の選択をするし、一律に外国人と呼んでいたのは教育があったんだとしか思えない。
部屋に戻ってからは、曜日のせいもあって非常にダラダラし始めたので口先だけでもインターネットニュースを読む姿勢にあることを示していた。いやダラダラというよりダルいというより暑いんだよな、すべてがそこに起因している、都会でも暑い暑いっつうのがニュースになってるんだから北陸の片田舎も暑いに決まってる、今年は明らかに例年よりも冷房を使っている。まあそんなわけで何もしてないのに披露して机に胸で寄りかかり圧迫をしていたところ外からバリバリと聞こえたのでにわか雨でも来たかと思ったら花火の音だった、そうだそうだ、花火大会の後半戦が今日あるからな。
ブックオフを冷やかしに行ったんだけど冷やかしに行くつもりが一冊買ってきたのでおれの負けだな、いやビームせどりもいたので勝ちとか負けとかじゃなくて単純に不愉快という変わったベクトルが生まれただけなんだが、つまりそいつのいるところは見て回れなかったんだから。二日前にブックオフへ苦情のメールをしたばっかりなので今日はしないでおくけど写真だけは撮影しておいた。そうでないとおれみたいな迷惑な客がまたギャーギャーと騒いでるだけという印象を与えてしまうからな、無職のおれは特にそうだ、まあおれが無職であいつがビームせどりで、どっちがブックオフや地球に必要かって言ったらおれなワケだし、マジで消し炭とかになってほしい。
帰ってきたらもう一切出かける予定がなくなったので腰を据えて甲類焼酎を飲み始めた。これで良かったんだよね……。パンをモグモグと食っていたらいよいよ花火大会が始まり、しかも都会では音楽のイベントときたもんだ。みんなが音楽でひとつになっている中おれときたら国境が閉鎖されてる金沢で干からびてるってワケだから笑えるよな。笑うな。まあ花火大会では暑さでやられつつ彼氏にやられつつというか、音楽イベントとはまた違った意味でひとつになっている輩どもがいるんだろうけど、はっきり言っておくね。犀川での子作りは法律で禁じられています。まあ赤黒い月が見られたので別にいいです。お前らはずっと花火とか見とけよ。
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