仕事が変わってちょっとあれこれとあいさつ回りをしている・・・
一関という場所に行ってきた・・・
行政関係の人と打ち合わせをして・・・食事をした。
壊れた甕に花を設えてあった・・・
国破れて山河在り・・・兵どもの夢のあと・・・ああ粋だなあなんて感じた
ここは世界遺産にもなった平泉も近い・・・
丸森・角田という場所に遊びもいった・・・
ここは線量が高くてさ・・・あれこれと問題があって・・・この時期は舟下りが名物なんだけど・・・
まあ人がいない・・・
もののあわれというやつだ・・・
県南が満開だった・・・
桜自体は綺麗なんだけど・・・やっぱり僕は人が好きだからさ・・・どうしても人を主体にスナップしてしまうんだね
もののあわれってやつが好きだ
僕の実家は福島の花見山という場所で・・・線量も高くてあれこれ問題もあって・・・人も離れて行ってしまった・・・
だけど満開の桜の時期にはみんな集まって来るし、まだ住んでる人だっている・・・
例えば、福島は危ないから他に移住した方がいいとか・・・言う人がいるけど・・・大きなお世話なんだよね
人間は致死率100パーセント・・・いずれ死ぬなら、知らない土地で苦労して長生きしようとか思わないでしょ?
クオリティ・オブ・ライフという概念があってさ・・・まあ、誰もが容易く口にするんだけど・・・そんなもんは人それぞれでね・・・
不幸になりたいと思う人はいないと思うんだけどさ・・・何に幸せを感じるかなんていうのは人それぞれなんだよね
例えば、戦国時代なんてさ、本当に切り捨て御免の世の中だったり・・・資本主義やグローバル・ビジネスの世界はまさに戦いなんだけどね
日本人というのは馬鹿じゃないから、その戦いの中で色んなものを学んできて・・・それこそ、もののあわれを感じて生きてきた。
もののあわれというのは労わりの心だと思う。
また、消えゆくものへの慈しみの心とも思う。
去りゆくものを自分に引き寄せようとする西洋のノスタルジアとは少し違う。
被ばくした震災瓦礫を国有地の地下数キロの穴に埋めるという計画がある・・・
バーターで加速器を誘致する計画もある・・・
まあ、それを陰謀というのなら陰謀かもしれない
だけど・・・それはいずれ何とかしなきゃならない問題ではある・・・
刹那の時間の中もののあわれを感じながら、ずっと先の未来に備えてる・・・
すぐに増える線量計を横目に何故除染を続けるのか?
例えば、農業ってそういう事でしょ!
和の概念が好きで・・・モノのあわれが好きで・・・
日本という国が好きでさ・・・
壊れたものでまた新しい何かを作って・・・また壊れて・・・
日本の和というのは例えば他国の文化と折衷したり、或いは農耕というのは其れこそ自然との闘いと調和で・・・
それはとてもステキな事だ
ストーン・ローゼズというバンドがいてさ・・・すごく大好きだった
凄いへなちょこなんだけど、まさに流れ落ちる滝のようにもののあわれを感じさせる。
そう、この人達はジャクソン・ポロックというドロッピングやる絵描きをよくオマージュしてたなあ
ウオーター・フォール
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