mixiユーザー(id:7656020)

2010年04月03日14:28

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微調整

メインシステムのエフェクト用として使っているBOSE101の置き方を久々に変えてみました。

これまでは立てた状態で真後ろに向けていたのですが、ユニットの位置をもう少し低くしてみたいと思って寝かせて置いてみて、何通りかの置き方を試した結果、ダクトを手前、ユニットを奥にしたのが写真左と中央の状態、変更前の様子を写したのが写真右ですが、中高域から中低域にかけてのつながりがよりスムーズになったようです。

チェック用にかけたアントルモンによるバッハの「インベンションとシンフォニア」では、2声3声の声部のからみのバランスがより緻密になった印象で、速いテンポで無造作に弾いているようだった演奏の印象もいささか変わって聞こえます。続いて聴いた小澤/ボストンSOによるレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」もオケの各楽器の実体感にむらがなくなって、アンサンブルとしての臨場感が増した印象。今までは低音から高音に移るにつれて輪郭が鮮明になる一方できつさのような感触がつきまとっていましたが、中高域を司るユニットを奥に押し込み響きを拡散させたのが音域による輪郭感を整える方向に働いたようです。

これから小澤のローマ3部作やアバドのストラヴィンスキーの3大バレエも聴いてみるつもりです。演奏の長所をより引き出せるようになっていれば嬉しいのですが。



それと今回の置き方変更に伴って、これまで右スピーカーに鎮座していたかつてのビクターのマスコット犬ニッパー君が、中央の煙突みたいなBOSEのサブウーファーのサンタ殿の横へと移動しました。トナカイでないのは残念ですが、ちょっと微笑ましい光景かも

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