平成30年9月中旬、秋田県の廃村探索2日目、
3番目(この日最後)の廃校廃村 東成瀬村仁郷(にごう)は営林集落で、
檜山台からさらに3�匸緡�部、標高485mの山間にある。
東成瀬局郵便区地図(S.28.10)には21戸とある。
檜山台と同じく成瀬ダムの建設工事が行われているが、仁郷はダム堤体の上流にあり、
ダム完成時には集落跡は湖に沈む。
R.342には夢仙人トンネルという新ルートがあるが、これに続く新しいトンネル工事が進められていて、
現在のダム見学用スペースも湖に沈むことなのだろう。
大柳小学校仁郷分校は、へき地等級5級、児童数49名(S.34)、昭和25年開校、昭和37年閉校。
分校跡は R.342の分岐から500mの場所にあるが、ゲートは閉ざされていた。
しかし、檜山台とは異なり、赤滝という成瀬川本流の滝に向かう歩道が整備されていた。
クルマを停めて赤滝を目指して歩くと、途中から道は往時からのものとなり、
赤滝神社の社殿がそばに建つ滝までたどり着くことができた。
滝の地色が赤いのは、川水の鉄分によるものなのだろう。
『秋田・消えた村の記録』(佐藤晃之輔著、無明舎出版刊、1997)の仁郷の記事には、
「集落跡は牧草地となっている」「赤滝神社は雨ごいの神様として親しまれ、村主催の祭りが行われている」と記されている。
20年強経ってその現況は大きく変わり、あと数年で赤滝も赤滝神社もなくなってしまうのだろう。
画像1 仁郷・ダム建設現場の中に赤滝への道が整備されている
画像2 赤滝神社の社殿が往時の雰囲気を伝える
(2018年9月17日(月祝)午後3時15分〜4時頃)
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