おれの昔のバイト先の酒屋行きのバスがあってまあ近いけど乗るのは嫌だなあと思いながらしょうがなく乗り込んでみると中では尊大な女が前の席に引っ掛けた足をガバーと開いていたのでその女に見える位置でそのはしたない格好を真似してやる夢を見た。これ嫌味のつもりでやったんだけど冷静に考えたらそんな尊大な性格な奴がこんな当てこすりを気にするわけないから意味ないんだよね。午前十一時にアラームで一回目を覚ましたときには、トンネルからあふれるほどの持ち手付きのキャンディーはいらないって〜と言いながら押し寄せるキャンディーからトンネルの向こう側へ逃げる夢を見た。トンネルと言っても距離が短かったので中国の立体的な門程度のものかもしれない。正午の起き抜けには、アイジャスト〜優しくしてね〜という歌を口ずさみながらベッドの上の勉強道具を掻き集めると手提げ鞄四つ分になってしまって手が塞がるししかもその状態で鞄の中から一個出すものがあることに気付く夢を見た。これは歌の音程もよく覚えていたし、手が塞がってしまってからその手に出すものがあるみたいな失敗はよくやるので、なんというか、よくおれのことを見てるなという感じの夢だった。
アイスを食べながらインターネットニュースを読んでいたら、次回放送予定のNHKスペシャルで未開の原人の話やるっぽくて興奮したので先回りして記事をかき集めた。検索の結果、ヤノマミと同じひとが取材しているっぽいということが分かった。文明を知らない原住民の、"男性は性器の先を紐で結んで、腰のところでゆわえています"ってやつ、ペニスケースと一緒な考えだ。男性機能を誇示するために常に勃起状態を作り出してるみたいなやつ。やっぱりそういうのってどこかから伝搬して受け継がれているんだろうし、社会としてそれが受け入れられているんだろうな。そう考えると共同体から受け入れられないってのは悲しいもんだな。友達に無視されて暴れたっていうニュースを読んだんだけど、それでも友達じゃなくソーラーパネルを壊すの優しいと思う、ソーラーパネルはお金で買えるけど、友達はお金で買えないもんな! 友達は無視してくるけど、ソーラーパネルは無視してこないもんな……。どんどん悲しくなってきたな。
街の方にお出かけをキメてきた。ガレージに国語系のでかい辞典が入ってた。血行状態も良かったし、好きな分野だけど、書かれていることが広範囲すぎて、つまり人名事典も兼ねているぐらいの広さなので、結論して欲しさが3/10ぐらいになったからパスして帰ってきた。しかしウオッカがもうないんだよな。もうない、もうないと言い続けて、いよいよ本当になくなりはじめた。じゃあもうちょっと残ってそうだな。ちょっと買う候補に入れてたフランスの2リットルウオッカ、近所にまだ売ってるかも分かんないけど、よしんば買ったとしても冷凍庫に入らないし、どうやって保存するのがベストなのかいまいち分からんな。このように真剣に悩んでいたら、インドネシアのラジオで聞いたことあるジングルがビルマからも流れてきててウケる、東南アジアの絆だ。東南アジアといえばビルマのラジオいきなり日本語講座が始まっててしかもワ〜、イクイク〜とか言っててそこでもウケちゃったんだよな。ヘヤニ・ネコガ・イマスとか、シュークリームハ・アリマス・カみたいな。いや、まあ、そりゃ正しいんだよ、正しいけど、感情がこもってないから笑っちゃうよね。とはいえ感情がこもりすぎなのもダメで、ニュース番組に映っていた、負けたサッカーの試合見て泣きながら拍手してる女見ても爆笑しちゃうし、いよいよ感情が人前に出られないレベルに到達してしまった。
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