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2015年02月12日01:31

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2/2 登竜門


 水の買い方を勉強するために外人のやり方を真似してみて最初はうまくいかないから家族の手伝いとはいえ時間が余らなくていいと思っていたら家族はそのまま次の目的地におれを車に乗せたまま向かったので家に帰らないんだとギョッとしてしまう夢を見た。このギョッとしたところが近所にもともとスナックがあった場所で、もともとというからには当然もうないんだけど、未だにそこがスナックであるような気持ちを持ち続けている。ちなみに跡地は一回メシ屋になって、そこはおれが酒屋でバイトしていたときに配達に行ったりもしたからよく覚えているんだけど、すぐ潰れて、しばらく更地になり、最終的に住宅が建設されました。えーっと次の夢。プライベートな話を女とやりとりする手段がFAXによるチャットだったので長い紙がどんどん手元に溜まっていってそれを家族に覗き見されないようにするのが大変だったんだけどこれで最後ってなった時にうちの紙はまだ残っていたのに相手方の紙がなくなったからティッシュの箱を螺旋状に切り開いたものが物理的にはありえないのにFAXから出てくる夢を見た。素直にエッ? エッ?? と思ったことが印象深い。つまり普通に考えるならウチのロールにティッシュの箱が詰まってたことになるからな。あと、二階のおれの部屋の窓から見える昔お世話になった修道院の明かりが懐かしいと言っている男の指差す方向にきれいな白い花や翻るカンボジア国旗しか見えないと返事しつつおれの部屋と交換してやればよかったねと口走ったら本気にし始めたのでもう無理だけどなと付け加える夢を見た。本当にズルい気持ちが働いたので、余計なことを喋ったからこいつに本当に部屋を取られるかもしれないと焦っており、非人間的である。あとあと、作りかけの屋内競技場に英語でおもいっきり放送禁止用語が書いてあってこれいつから書いてあるんだと気になったのでタイムスリップしてみたらまだほとんど作りかけでシートがかけられている状態の時もあったことが判明し元の時間に戻ってきたら敵がホログラフの形で立ち現れてくる夢を見た。これもよく覚えているけど覚えている場所全てに屋根があったのでひどく想像力にかけていたのだろう、敵はアメコミのようであった。

 このように夢をたくさん見、かつ、記録もできたので大満足ではあったのだが、実生活的には久しぶりに挫折感のある強力な二度寝をしてしまったのですっかり落ち込んでいた。落ち込みながらバランスボールを出してきたのでこころなしかそのバランスボールもしょげているように見える。いやちがう、単純に空気が足りないんだ。自転車のタイヤと同じ仕組み化はよくわからないがともかくバランスボールも一年ぐらい空気を入れ替えてない気がするしハリは明らかに失われている。どこかで空気を入れ替えなきゃならないなとは考えているんだけどそう思うたびに今じゃないなという強い意志が芽生えてくるので、一生空気を替えなさそうだ。

 街の方面に自転車でおでかけてして古書店巡りをし、狙っていた古文書と狙ってなかった日本語のコラムを買った。日本語のコラム的なものはブックオフで買った、本置く場所ないのに買うんじゃねーよというそもそもの文句があるんだけど、書いてある内容がおれに興味のあるものばかりだったので非常に良かったんだ。あと、古文書はいわゆる影印というやつで女子大生の書いたよみがなが鉛筆で一部に振ってあり便利だった、別に女子大生だから便利だというわけではない。大体一番便利なのはすべての影印に鉛筆でよみがなが降ってあることだろうしな、慣れたら消せるし。

 便利といえば一昔前より圧倒的に、おそらくその一部を担っているのはbandcampだが、フリーの音源に溢れていて、そういうネットレーベルはHDD溶けるほどあるという事実がパソコンの何度も壊れたおれに勇気を与えてくれるのでまことに嬉しいし、愛の限りダウンロードを続けている、これはもう老人になってろくに動かなくなったパソコンから持ってくることができなかった音源に対する弔いでもある。弔いというかまだ持ってこれるんだけどな、ただ無理をさせると怖いのでいつでも壊れる覚悟ができているのだしいつでも弔っている。

 こういう暗い決意を持ち続けているのにまたお茶をこぼしてしまった。まただよ。お茶をこぼさないように細心の注意をはらっているし対策もとっているのに、出来上がって湯呑みに注がれたお茶を取ろうとしたら勢い余ってパンチしてしまうという謎の行動によりまたお茶をこぼしてしまったんだよ、信じられるかよ。コップを取ろうとして間違えてパンチしてしまう可能性に対処していたらそれこそ何もできなくなってしまうし、現実に何もできてない。がんじがらめだ。おれはもう飲み物を飲んではいけないのではないだろうか。こういう経緯ですべてのやる気を失ってしまったおれは、ビショビショにしてしまった冷蔵庫の説明書を乾かしながらペットボトルの泡盛を検索することでただただ時間を浪費するのであった。

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