平成29年11月15日(水)、堀淳一先生がお亡くなりになりました(享年91歳)。
謹んでお悔やみ申し上げます。
私は堀先生が主宰していたコンターサークル-sのメンバーなので、
5回ほど、先生にお会いしたことがあります。
うち、平成26年5月下旬、北海道むかわ町の廃校廃村にご一緒したとき
まとめたレポートが「廃村と過疎の風景(11)」のNo.10にあります。
http://heyaneko.web.fc2.com/fsn10.html
このとき、追記でまとめた一文が、今の気持ちと重なったので、再掲します。
>堀先生の著書「地図で歩く古代から現代まで」(JTB刊)のあとがき,
>参照文献の記述には
>「私は原則として下しらべをしない−−事前にあまり知りすぎると歩いた時の感興が
>既知知識のため歪められたり減殺されるからです」
>という一文があった。
>これを読んで
>「地形図の情報をもとに現地を歩くことは,自分の旅の基本でもあるなあ」と,
>再確認した。
平成29年は、平均1月に一度、全国各所の廃村をめぐる旅に出かけました。
下調べはしないではないが、
「あまり情報がないほうが、興味をもって訪ねることができる」という実感があります。
堀先生には冊子「廃村と過疎の風景(7)」のまえがきを記していただいています。
http://www.din.or.jp/~heyaneko/haison7.html
改めて読み直すと、その末尾には
>ともあれ更なる御健闘を!
とありました。
画像1 千葉県南房総市(旧白浜町)
長尾川の繞谷(じょうこく)丘陵を訪ねたときの堀先生
※ 画像左の人物が堀先生
中央が繞谷丘陵
堀先生には「廃線跡探索の第一人者」という側面があるが、
「地図の第一人者」といったほうがしっくりくる。
その中でも繞谷丘陵というと、ストレートに堀先生の顔が思い浮かぶ。
(平成25年5月5日(日祝) 午後3時頃)
画像2 新潟県長岡市(旧山古志村)
ため池がたくさんある丘陵を訪ねたときの堀先生
※ 画像左の人物が堀先生、
建物はJA竹沢出張所
中越地震からちょうど丸9年の頃。
ため池は鯉の養殖に使われるもので、
この日、小学校跡の施設では、ビニール袋入りの錦鯉が即売されていた。
(平成25年10月27日(日) 午後2時頃)
画像3 北海道むかわ町(旧穂別町)
廃村 新登川(しんのぼりかわ)の小学校跡の碑を見る堀先生
「地図で歩く古代から現代まで」には「長和廃村」という旅行記があって
長和(おさわ)の中には新登川が含まれる。
取材は平成7年7月だから、先生は19年ぶりに訪ねられたことになる。
印象的な「文房具店だったらしい廃屋」はガレキになっていたが、
犬小屋が姿を留めていたのが思い出される。
(平成26年5月25日(日) 正午頃)
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