平成29年2月11日(土祝)、秋田県の旅、
鷹ノ巣駅で200円のきっぷを買って、出かけたのは早口駅。
平成27年秋の秋田・廃村調査(全12日)の9日目、
「深沢の経験則」で、調査に黄信号がともったとき、
レッカー車の運転手に送っていただいた駅だ。
目的は、『秋田・廃村の記録』の旅行記9日目に
「きりたんぼ鍋は、記憶に残る美味しさだった」
と記した酒処「琴」を再訪することだ。
降り立つと、改札に駅員がいることに驚く。
掲示を見てみると、夕方6時までは駅員がいるらしく、
がらんと広い待合室にはストーブが点いていた。
やや早いので、心当たりに電話をしながら時間調整する。
早口は旧田代町の町役場所在地だが、
夜7時代の駅前商店街に、開いている店はなかった。
今回、夕方5時代に商店街を歩くと、パンの店、酒店、書店兼文具店など
いくつかのお店が開いていた。
書店に入って様子を見て、大きめの消しゴムを購入する。
「琴」は踏切を渡ってすぐの住宅街の一角にある。
「祝日だから、どうかな」と思いながら、店に向かうと
看板に明かりはともっていなかった。
しかたがないので、国道7号線まで足を運び
ロードサイドの店を探すと、「弁慶」というラーメン店が見つかった。
もつ炒め定食があったので、ぬる燗の日本酒とあわせて注文する。
お客は私ひとり。店主はほがらかな方で、
話をしているうちに、いい塩梅に酒がまわった。
夜7時20分頃、「弁慶」を出て、足元に注意しながら
早口駅への帰り道を歩く。
天気はよく、星がとてもきれいに見える。
「琴」の前を通ったところ、看板に明かりが灯っていた。
私はとても嬉しかった。
ママと話をしたところ、お店はかつて家の馬小屋があった場所に
作られたことがわかった。
その後、予期しない出来事があって、
早口はさらに思い出深い駅になった。
画像1 秋の早口駅駅舎
秋田・廃村調査の12日目(最終日)、調査が完了して、
鷹巣でクルマを返す前に立ち寄ったときのもの。
青空の下、日差しを浴びて、とても明るく感じられる。
(2015年11月3日(火)午後2時20分頃)
画像2 冬の早口駅駅舎
夕暮れなので、寂しい感じがするが、
駅前に後三年ほどの雪は積もっていなかった。
画像では目立たないが、国旗が掲揚されていた。
(2017年2月11日(土祝)午後5時30分頃)
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