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2016年10月23日19:55

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10/11 奇跡の


 前をガキの自転車が二台走っていてそれとなく追い抜いていこうとしたら一台は抜けたけどもう一台は抜けるギリギリ手前ぐらいでじぶんが左折することになったので結局そのまま曲がって帰ってしまう夢を見た。これははっきり覚えていてすげー近所なんだよな、ちょうどうちの町会に入る分かれ目みたいなところで左折することになったんだった。あと、玄関に壊れたワゴン車と知らないおじさんがいて誰か警察のような人間がいろいろ調べていたけど最終的に容疑が晴れておれは感謝の弁を述べつつそいつらや車を送り出すんだけどなんでいちいち壊れてワゴン車を持ってきたのか謎という夢を見た。謎というかそもそもワゴン車の構造自体がいまいち分かってない。夢の内容は絶対もうちょっと覚えていたんだよな、毛布を足したことによる睡眠環境の変化で一時的に思い出しプロセスが混乱していて本来覚えておくべき夢の内容が流出してしまっている。

 カンボジアのラジオから流れてくるトチアズ〜マみたいな語感のクメール語を聞きながら今日のパソコンを開始した。インターネットニュースを読んでいるけど特筆するべきことが特になにもないのはきっと平和だからだろう、平和というのは日本の治安がとか世界情勢がとかではなく、インターネットにおけるご近所の揉め事的にはという意味合いではあるが。ご近所と言えばちょうどニュース的にも、やれ幼稚園や保育園の声がうるさいとかって住民から苦情が来て、倫理〜! みたいな話があるじゃないですか。おれには子供の声がうるさいって意見も子供の声がうるさくてもいいって意見も分かるんだけど、子供の声「だけが」うるさい・うるさくてもいいという意見って良くないよね、子供は特別な存在じゃないから。つまり子供の声を守ろうとしている奴らは、おれが発する機械的なノイズに対してもニコニコハッピーな笑顔を向けてくれるんだよね。それが倫理ってもんだろ。それよりも天気だよ、なんで午前中は記録を見ても明らかに晴れていたのに、午後からは一貫して太陽の光が届かなくなってしまうんだ。そろそろ太陽の本気が見たいんですけど。そういうお年頃なんですけど。統計によれば九月は観測史上類を見ないほど日照時間が少なかったって言うじゃないか。まだちょっとぬくもりの残っている九月でそれなんだから、この先寒くなってなおかつ太陽の光が浴びられないという自体が発生すると圧迫感を感じそうで本当に嫌だ。

 暗くなるのがどんどん早くなっているのでちょっと早めに帰宅したつもりがもう暗いなんていうことがままあるわけだがそれでも冬至はまだまだ先だという事実がさっきの気温の話と絡んで重いな。出かけた先は街。ガレージをガンガン掘ってきたけど特に何もなく、要塞ではなくなった古書店で盛り場の本を一冊購入。引き続き図書館へ向かい、こないだ海みらい図書館で見てきた本が街中の古い図書館にもあることを確認して、足りなかった部分を抜き書きした。で帰宅したら漢文校正作業ですよ。どんだけ文字の海の中に頭を突っ込んでるんだって話だが、それも最終章、最終段階というか、最後の本になった。眼と手を動かすだけの作業だとポッドキャスト作業が楽なので、聞きながらやっちゃう。とにかく漢文の校正作業が終わらないと気になって気になって音楽が作れないという悲惨な状況に自分自身の足で追い込まれてしまったので、さっさとやってしまわねば、という気持ちがある。こういう集中をしているときに余計なことがよく気になっちゃうので調べてたんだけど、こないだ買ったキントーのシリコンフタッ、リサイクルショップで百円だったわけだが、普通に買ったら八百円するらしい。まじかよ。さすがシャレオツクソ野郎だな。

 セフレこと世界ふれあい街歩きはイギリスのヨーク。とりあえずバステに行くとバスに乗り損ねただらしない身体のイギリス人がいてこの街の軽い雰囲気などを聞く。なんか城壁の前でゴチャゴチャしてたのに外観から接近したはずの城壁のシーンは飛ばすんだな、この辺の判断がよく分からん。いきなり城壁の上に行って、鍵を開けてくれる門番と話す、でそのまま進んで立体交差した下の道路にいる鴨っぽい雁に餌をやりながらテーブルで会話している人たちと交流。雁ってあんなシューシュー言うのか。ここで、あれっ? こないだもヨーロッパの別の土地で大聖堂の修復と石工取材しましたよね、なんで同じことするの?? とにかく石工と話す。数百年後はまた未来の石工が修復するでしょう……っていいことのように言ってたけど、数百年後は3Dスキャナーで大聖堂作ってそうなんだよな。別の通りへ足を運ぶと二階部分がせり出した建物がある。これらはもともと肉屋で、二階の広さと腐敗防止の日陰を求めた結果、このようになったとのこと。計画的でない路地は好きだよ。ミニコーナーで薔薇戦争の話を挟んで、コーヒーなんちゃらていう路地に入る。そこにいたゴーストウォークのガイドにビクトリア時代の女の子の幽霊の話をしてもらう。紫人間という幽霊も出るんだよ、という流れがあった後でその路地を抜けると、紫人間の大道芸人が石像のような例の奴をやらかしてるというちょっとうまく行きすぎな展開。しかし頭髪が怪しいイギリス男性が続々登場すんのはキツいな。かわいそうだ。頭髪の方がかわいそう。壁に猫の像が張り付いていて、これらはペスト防止のまじないのために古来付けられているものらしいが、最近も勝手に増やしてるらしい、情緒がない。感動的な話があったが感動的な話は嫌いなので思い出せない。食べ物コーナーでは腕がヤバいナタリーの登場、たくましすぎて怖い。さっそく茶色の食べものが出てきて、茶色の食べ物が出てきて、そして茶色の食べ物が出てきた。ソーセージロールとか食欲しか満たせなそうだな。再び城壁に登ってみると、城壁の石を観察するオヤジたちがいる。なんかそういう研究会らしい。日本にもお城の研究会みたいなのあるし、そんなもんなんだろうな。同じく城壁の上からちょっと遠くに見える家の女のひとと会話。うろちょろしている猫について、『猫の名前は「金切り声」と「チビちゃん」よ』と教えてくる、金切り声……。しかもそのあと突然「鬱病だったのだけど……」と話し始めたので爆笑してしまった、鬱病の女は飼い猫に「金切り声」という名前を付けるんですね、勉強になりました。同じく城壁の上から結婚式を遠目に見る感じを終えて、寄り道コーナーはネイルズバラという土地。なんでも石にしてしまう泉があるとのことで訪ねることとなる。カラス使いのババアがイカしていたが、ああやって見てもカラスはかわいくないのですごい。で、ひとが石になるし六ポンドも取られる泉に到着して、神秘的な呪い(ミネラル由来)の話を聞いて一気に冷める。本編に戻ると、楽器を持ってジョイナスを連呼するジジイたちが猛烈に誘ってくる。英会話のCMみたいだ。株主がたくさんいるパブへ連れて行かれ、どういうことか聞くと、どうも潰れそうなパブを住人が買い取ったらしく、資金を拠出したひとたちが株主と呼ばれている様子だった。早い話が老人のたまり場で、思い思いに楽器を掻き鳴らしていた。最後にもう一度門番が来る、その鍵を閉めるおじさんはアルバイトらしい。アルバイトの門番なんてことがあるのかよ、夢ないな……。以上です。まあ、イギリスだなと思いました。
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