一日だけ昔のバイト先の酒屋でバイトして酒を買う資金を調達するつもりだったのに上がる時間に目的の酒を取りに行ったら人肌になっておりまさかと思ったらやはり社長夫人がおれの狙っていた酒の最後の一本を買って帰ってしかもレジはおれに打たせる感じだったので無意味さと屈辱を同時に味わう夢を見た。何年前にこのバイトをやめて無職に成り下がってると思ってるんだ、もはやこの夢は呪いに近いな。しかも社長夫人が悪の象徴として現れるところも現実とそっくりだし。起き抜けの夢はこの夢とつながっているのかもしれないけど、バイト先のロゴを新しくして宣伝文句も新しくしようとしているがその宣伝文句というのがもともとおれに全部備わっているものなので何もしなくてもおれが勝つという内容だった。何に勝っているのかよくわからないが、もう酒屋のバイトを見せるのはやめてくれ、脳よ。
インターネットニュースを読みながら今日の夜から雨が降るという事実に恐怖を覚えつつ出かける正当性を高めるために雨雲レーダーを見たらもう福井のちょっと上辺りまで雨雲が来ている、早すぎてやばい、このままだと夕方の早い段階で雨が降っちまうんじゃないかと怯えたんだが、時間別で出してみると意外に遅いので、来るだけ来といて速度が遅いなら夜まできっと降らないだろうと踏み、でかけた、かったんだがまずインターネットニュースを読みきってなかったので読みきってから出かけた。
出かけて帰ってきた、悩んで悩んで悩みまくって何も買わなかった状況、近頃同じ商品に対してそれを見に行っては悩む、という行動を繰り返しているので、いつものおれだったらそういうものは買ってしまったほうがマシ、と思うんだけど、こればっかりは強烈な物体、主張の激しいポットなので勢いやノリで買ってしまえば必ず後悔する、それは嫌だ、いやいや、やはりいやいや、という風に悩んでいたのだった。部屋に戻ってからはポッドキャストを聞いていたんだが予想以上に集中してしまってついでにやろうと思っていたことが何も出来なかった。集中の後は脱力感が来るもので、その後はその脱力感に付随してきた眠気を打ち砕くためにウロウロしながら軽い本を読んでいたのだった。
とはいえそのように眠気を我慢しながら本を読んでいると内容が頭に入ってこないもので、三十ページほど読んだはずが半分以上は覚えてないというありさまで我ながらびっくりしてしまい飛ばし読みで引き返して内容を頭に叩き込んだものだった。この他にもウィキペディアの訂正文を一時間ぐらい考えて投稿は保留するなど、文章に、しかも実りのない文章に関わること甚だしい一日だった。そういえばテレビを見たけど、ペヤングが復活した流れでペヤングファンが湯切りして「ぼくはしっかり湯切りする方なんで(笑)」とか言ってるシーンまで本当にニュースで報じないとダメなのか。トップニュースだぞ。そもそもトップニュースで即席麺の話題を取り上げること自体が異常なわけだが。しかも全国発売してない即席麺の話題を。こちとらに売ってないわけではないだろうが需要が低いので生まれてから今まで一度も食ったことねえよ。それとも、とり野菜みその工場が新しくなったら全国ニュースで取り上げてくれるっていうのかよ。
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