イスラムの本屋が摘発されていたので宗教警察に見つからないようにゲーム付きの本を大量にせしめて自転車で道を北上したけどそれらのゲームの中にRPGはないようだし以前から気になっていた最新のゲーム機では遊べないことがわかる夢を見た。どんだけイスラムの知識がないんだよおれは。別に求めてないけど、それでもゲームがどうこうというレベルではあるまい。ファンタジーゾーンだな。午前八時の起き抜けには蜂みたいなスリムな灰色の顔が一瞬だけ見える夢を見た。フラッシュみたいな夢だったのでまったく覚えてない、いやかすかに覚えているのが、「抽選に外れて〜」っていうくだりだったんだけど、完全に忘れてしまったよ。
早起きをキメてさっさとインターネットニュースを読んでいたらすこぶるはかどっていつもならまだコーヒーを作っているような時間に読み終わってしまい驚愕したがハゲに会う予定があるため早く出かけるに越したことはない事情もありとっとと出かけることにした、と決意した時はだいたい出鼻をくじかれるもので、今日も出掛けに突然インターネットで検索したいワードが出てきてこそこそとタイピングしていたら結局いつもより二十分ほど早いだけになってしまったが急いで向かった結果、ハゲには会えず、ついでに行ったブックオフでも何も買うものがなかったが、セグロセキレイには遭遇出来たので、すべてチャラになった。あいつさえいればいいんだよ。ヒヨドリは声帯がシリコンになれ。
せっかくもらった高いコーヒーだがやすい豆でもやるように手探りで豆の粗さを決めねばならないので最初の二三回は良くない結果のものを飲まなければならない可能性が大いにある、今日はその最後の日なのでこれでようやく明日から味に納得したコーヒーを飲むことができるなと考えながら限度まで苦そうな粗さというか細かさにして挽いてみた。ところがこれでもまだ酸味がうまく出るのでやはり見立て通り豆の煎りは相当浅いのであろう。だから本当はもうちょっと細かくてもいいのかもしれない。今までの最高に浅煎りだったコーヒーの経験がそこでは活きていて、というかあれはまだ去年の三月に買ったものが一袋分残っているんだが、ともかくそれはプレスで時計盤でいうところの五十分だから、そのちょっと手前が限度だろうということで考え考え、むしろうまく仕上がったコーヒーを飲んだのであった。
セフレはフランス・パリのマレ地区。「今回はパリの中でも歴史的な建物や街並みが保護されていて、昔ながらの雰囲気を味わえるマレ地区を歩きます。17世紀の面影を色濃く残す美しい街は、今、流行の発信地としても注目されています。歴史豊かな路地を歩き、自分なりの生き方を楽しむ、魅力的な人々とふれあいます。」と書いてあって嫌な予感しかしない。町並みは近代的な店が並んでいて、枠だけ年代物って感じ、前も言ったけど現代的な絵を年代物の額縁にはめ込んで、ホラ額縁がいいでしょうと言われているようなもので、不自然さを感じる。今回の寄り道コーナーのパパイヤ鈴木の驚く声ぐらい不自然だ(ちなみに寄り道コーナーはシャルトル大聖堂のステンドグラスの紹介で、汚れてるほど青色がきれいという話だった)。建物を店以外に外向きに、路地に向かって使ってないから、路地と建物の間に人間お生活的交通がなく、それ故年代的建物なのにつまらないと感じてしまっているんだろう。人間は多少面白い人がいた、縦線の横断歩道があって疑問を抱いているシーンで「でも線だしどっちでもよくない?」とか言ってくる雑な女、このひとは面白かった。興味ないな歴史とかにっていう感じで。あと古本をだるく彫刻したものを売っている浮浪者の屋台が接している壁に「極上」って漢字で書いてあって不意打ち過ぎてゲラゲラ笑った、どういう意図があるんだよ、誰が書いたんだよ。しかもそれを無視する撮影スタッフ、これにはがっかりだね。ああいう都市の中の、無力的で雑な部分を見逃すからつまんないんじゃないのか?? 観光的魅力をなぞるだけならどんな番組でもできるでしょって話だよ。最後、ユーチューブで人気のあのアダムスキー型みたいな一枚物のドラムと、トランペットみたいにグニャッと曲がったディジュリドゥが出てきて、おれもフエを吹きたくなった。洗うのはちょっと難しそうだけど汚れないのはいいな、あんなの売ってるところ見たことないが。あっ、安値でね。で、夜のシーンが一分未満で挟まって終わった。人間的に魅力的な部分はあったが生活との関連は無であり街の構造自体に魅力もない回だった。
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