平成30年1月、新春いちばん、宮崎県の廃校廃村探索、
1日日の目標、宮崎市納屋平(なやがひら)、家一郷(かいちごう)は、ともに戦後の営林集落で、
これという痕跡は見つからない可能性が高い。
事前の調べでは、家一郷は跡地がキャンプ場になっていて行きやすそうだったが、
納屋平は頼りない林道が続くだけで、どんな様子なのか皆目見当がつかない。
「行ってみてのお楽しみ」ということで、
道の駅フェニックス、内海の海岸で鬼の洗濯板を見るなどしながらのんびり林道へと向かった。
内海小学校納屋平分校は、へき地等級2級、児童数9名(S.34)、昭和22年開校、同39年閉校。
五万地形図(日向青島、S.33)には「納屋平」は記されていないが、
桑の木谷(南の谷)から山へと上がる林用軌道が記されている。
また、『ここに学校があった』(宮崎県教職員互助会刊)に掲載された往時の分校の写真から、営林集落は山の上にあったことがうかがえる。
五万地形図(日向青島、S.44)に内海河内と記されているあたりで林道は舗装道から荒いダートに変わり、
車高の低いムーヴでは10km/hぐらいしか出せない道が続く。
ダートを1.5kmほど進んだところにまとまった平地があったので、
ナビと地理院地図の写しを照らし合わせると集落跡想定地までは3kmあることがわかった。
3時間あれば歩いて探索できなくはなかったか、夕方には天文館での飲み会があるため、
納屋平行きはあっさりと見送りとなった。
帰路の林道では北見ナンバーのパジェロミニが止まっていたので、ご挨拶して話したところ、
若い方ふたりは地質調査をされていて、
内海川沿いは鬼の洗濯板と共通する特徴的な地層(砂岩泥岩互層)があるとのこと。
また、納屋平方面にもクルマで行かれたとのことだった。
画像1: 内海河内に建っていた別荘のような家屋
画像2: 納屋平へと続く林道は荒いダートだった
画像3: 内海河内付近で波状岩(砂岩泥岩互層)の露頭が見られた
(2018年1月6日(土)午前11時30分〜正午頃)
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