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2016年09月06日04:23

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8/24 HB


 誕生日なのでと表現したらいいのか、それとも「だから」なのか、夢をまったく覚えていなかった。で起きてみたらネットの向こうから誕生日プレゼントが届いていた。おれは例年、いわゆる乞食リストと呼ばれるウィッシュリストは作っていないのだが(なぜなら、インターネットの人間はこころが狭く他人に金なんかあんまり使いたくないというおれと自分自身の経験からは考えられないほど気前が良く、本当にちょっと高い商品を送ってくる可能性があるから)、それでも送ってくれるのは誠にありがたいことであり、結構な料のお酒と、そしてスケベ椅子をもらった。スケベ椅子に関して文脈が必要だと思うが、これはおれがツイッターでいつも寝る前にスケベ椅子を磨くと発言していることに起因している。だから実物が送られてきた。しかも、当たり前だが、でかい。実物を見るとヒーヒー笑えるんだけど、実家なので、家族にこれをどう説明するかという段になるとヒュッと真顔になる。部屋では使いにくそうだが、かと言って家族の尻にしいてもらうのはもっと申し訳ないから、自室で保管して、見つかったら、海外の痔の友達から介護用品が送られてきたよと説明するという設定になった。つまり今日から、海外に痔を患う友達がいるということになった。

 まあ後は何ですか、誕生日なのでお出かけをして、まず神社に百円を振り込んだ。これは去年、そこの神社でおみくじを引くときに百円を払ったことに由来している、もうちょっと突っ込んで書くと、おみくじは去年引いて大吉で大器晩成みたいなことが書いてあったわけ、おれは大器晩成みたいな考え方は嫌いだが、何故かと言うと大器晩成というのは若い頃成功して後年没落するよりはいいだろうという慰めなんだろうけど、そんなもん若いうちに成功して死ぬまで成功し続けるのが一番いいに決まってんだろうが、という思いに基づいて大器晩成が嫌い、だからといっておみくじを何回も引くというのはもっと嫌いだし、せいぜいそのおみくじの内容を守ってくれやという意味合い、契約更新のような意味合いで百円を払ってきたってわけ、もう晩だぞ、さっさと成功させてくれや。

 でその後誕生日なので古書店を巡って本四冊購入した。内訳は本の本を三冊と、和歌のエッセイ文庫本を一冊。数年前から誕生日に買った本は何が何でもすぐ読むルールを立ててるんだけどさすがに四冊は厳しいかもしれない、しかし、こういう日に限って入荷が多かったし、入荷が多ければ主シャア選択しても手元に残る量が多いのだから、そりゃ数を買うに決まっている。本当は漢文の入門書も百円だったから買おうと思ってたんだけど、あとがき見たら本を仕上げた直後に著者が死んでいたので買わなかった。どんな本でも本を出した直後に作者が死ぬのはともかく、そのあとがきに遺族やら仲の良かったひとが書いた追悼文が掲載されているとその本自体の印象をぶち壊してしまうから嫌なんだ。意味変わってくるじゃん。その本全部が追悼文だったのかみたいなことになっちまうじゃん。そういう余計なことを気にせずに読みたいんだよおれは。だから古本を買うとき、内容の要約を知りたいという考えも並行してありつつ、必ずあとがきを確認するようになってしまった。
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