おやつがないからあまり良くないと知りつつ夜自転車で出かけたけど店はあんまり開いてないし向かい風ばかり強くて追い風に乗る形にするとわけわかんない方向に走っていきそうだったので今渡ってきた信号が赤になる直前で渡り直すように引き返しそういや古典を読み切ったな〜と考えながら一階に降りてスーパーの古本コーナーのような無骨で白いスペースに出て漢籍の連番を内容も確認せずに掴み取る一方性に翻弄されたガキどもがうろちょろする文庫本コーナーでも堂々と無視をして本を検索しさらに大型本コーナーに向かうと水没したのかよってぐらいヘロヘロなロー寺というカンボジアのドラマ脚本の日本語訳や元値五千八百円の少しぼやけたイタリアの陽気な宗教画集を見つけたがいずれも見送ると後ろからその商品にたかっているかのような声が聞こえ始めたので買えばよかったのかなと不安になる夢を見た。この買うべきものを見過ごした後にひとがその場所にたかっていったので結局気になってしまうみたいな奴、おれが現実世界でよくやる過ちじゃん。あと夜の十字路はいつもの近所のあそこだった。近所に対する愛着があんまりないのでほとんどあそこになってしまう。午前八時の起き抜けには、巨大な冊子の作者が軽薄なのでどこに本人の情報を置くか悩む夢を見た。これ全然記憶に無いな。おれが本を作っている側だったんだろうか。
昨晩はその風に助けられたが、もう秋風じゃなくなったきた。まあもうちょっと夏続いてもらわないと面白くないからいいんだが、できればギラギラの太陽が出たまま涼しい風が吹いて湿度が低いという外国のような状況になってほしい。いつも思うんだけどなんで高温多湿で低温乾燥なんだろうな日本は、最悪じゃん、せめてその湿度が逆だったら過ごしやすいだろうにな。ともあれ今日の天気を確認すればそこそこいいので今日も出かけるかなどと考えながらタイのラジオを聞いて、電話に出ない奴らにイライラしつつ電話に出ろタイ人と心のなかで叱責する日々だった。なんか善意のニュースみたいなの見てて思ったんだけど、ひとのために生きてる人間が嫌いなのか、ひとのために生きてるってわざわざ言ってくる人間が嫌いなのか一瞬混乱してわからないことがある。でも、後者だな。どういうときであれアピール野郎は嫌いなんだ。
ところでお出かけだ、ブックオフに行くと何故かセールをやっている、なんだこの中途半端な時期のものはと思ったけど普通に全店舗のウルトラセールとかいうふざけた二割引だったので、買うものはなかろうと考えつつアメリカの職人の話を買った。これはせどりに取られないようにとおれが以前よけといたものだが、意外とまだ残っていたので買っちゃった。あといつもの店でタイのクラッカーをふたつ購入。最近他の外国菓子入荷がない。いやあるけど高いやつだ、安い奴がない。外国のといえばそろそろ外国のコーヒー豆が最後なんだよね。中途半端な量残っていたから全部入れてコーヒーを作った。もちろんおいしい豆だからおいしいコーヒーができたんだが、必然的に濃厚な味わいになってて、これはおれの望んだ未来ではないと感じた。帰宅してからはずっと英語見るハメになった、音楽を作るやつの説明書だからだ、しかしまったく理解できなくて困る。理解ができないから目的の情報にも辿り着けず、なんてダメな奴なんだという自己嫌悪がはびこり始めた頃、やっと見つけて、なるほど、英語だから読めない。突破した道の先がすぐ袋小路だったよ。
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