申川(さるかわ)は、男鹿半島の付け根あたり、今回めぐった秋田県66か所の廃村の中で唯一海辺にある。「秋田・消えた村の記録」には「申川の住民は漁業で暮らしていた」と記されているが、現在、海辺に漁業施設は皆無である。
菅江真澄ゆかりの日吉神社の拝殿は、萱ぶき屋根のしっかりしたものだった。拝殿のかたわらには、小さな仏様の像が見当たった。
海辺の申川は風が強いことが想像されるが、耕された田んぼが見られた。人工林が見られなかったのも66か所の廃村の中で唯一である。斜面は草に覆われており、木はまばらにしか生えていなかった。
北側約1kmには、石油資源開発(株)の申川鉱場がある。油井は柵で囲われていて、「立入禁止」「火気厳禁」の看板があった。
画像1:萱ぶき屋根の日吉神社の拝殿
画像2:海辺の耕された田んぼ
画像3:申川鉱場(申川油田)の油井
(2015年10月12日(月)午後1時30分頃)
ログインしてコメントを確認・投稿する