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2015年11月28日01:53

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11/17 シューゲイザー


 袋を四枚紙製のファイルの中に入れたので内側から盛り上がってしまい不格好だなあと思っているさなか小雨そぼ降るゲーム屋の前で手に持った素のままのゲームが濡れてしまうからゲーム屋の庇を出られないガキどもを見かけたのでサッと袋を二枚取り出してくれてやり感動の眼差しを背中に受けながら車に乗り込み運転手とゲラゲラ笑いながら自分勝手に盛り上がってるアホどもにはくれてやらんけどなと言いながら次の目的地を目指す夢を見た。なんだこのしょぼいギャングみたいな像は。ギャングなのか? とりあえず軽いワルみたいなイメージがあってそれと合致する。

 昼起きのラーメンを食って思ったのはもう雨降ってるなということで、その次にアホかと思った。天気予報と違う。タイのラジオから聞こえてくる中国の音楽の陽気さに多少は助けられながらもやはりイライラはするもんだ。今日出掛けるつもりでいたのにできないんじゃないのと考えれば考えるほど純粋に腹立つ。ひどすぎでしょ、雨容赦なさすぎでしょ、などとブツブツ独り言を言いながら量の少ないインターネットニュースをパッと読んで思ったのは、出かけようと考えていたのだから意地でも出掛けようということだった。こういう時、家にいて、それで晴れてしまうと猛烈に腹が立つだろうと想像したからだ。雨合羽持ってブックオフだけ行く気になり、出掛ける準備をしていたが、愛用していた雨合羽がなくなっている。家族が勝手に捨てた可能性あるしあとで聞くかと安っぽいペラペラの雨合羽を着用して出掛けた。

 で帰宅。雨は死ね。気象庁も崩壊してくれ。天気予報は最後まで当たる様子を見せず、むしろ雨の勢いは強まり、信じられない量の雨が降っていたため、安いペラペラの雨合羽では対抗できるはずもなく、メチャクチャに濡れてしまった。そんなことよりおれの雨合羽どこだよ? 勝手に捨てられてたら弁償してもらうつもりなんだけど家族に聞いてもなんか返事がモゴモゴしている、水属性の攻撃をすべて無効化する雨合羽を買ってもらうからな。そういえば今日のセフレはノルウェーのオスロだけど、前も行かなかったっけ? ノーベル賞のときはなんだっけ、スウェーデンだったかな? と思って検索したら十年前のセフレではノルウェーのわけわかんないところに行ってるし、なんで今さらオスロに行かなきゃならないのかまったく不明。セフレは本来はこういった、あんまり聞いたことない街に行くような番組だったのに、いつの間にただの観光案内になってしまったのか。まあ行きまくっていたというとそれはそれで語弊があるか、でも一ヶ月に一回ぐらいは知らない街に行ってたように思うし今ほど欧米偏重でもなかったはずだ。どうなってしまったんだ。頼むから観光案内はやめてくれ。

 で、セフレこと世界ふれあい街歩きはノルウェーのオスロ。わー近代的ですねえ、北欧デザインだなあ。お土産屋さんのトロルの形相が鬼だ、いや妖精だが、鬼だったのが汚くて良かったが、「あの人はトロルに似てる」と思って楽しんでるとか言ってて、それは完全に悪口じゃん。羊の干し肉みたいな奴を売ってる店に立ち寄ってから、王宮広場へ。メチャクチャ平面的で、昔からこうだったのか、それとも最近こうなったのか気になるところだ。広場に来る前からバイキングのヘルメットを被った自転車が横切っていたんだけど、それが広場にたむろしていた。おいおいバイキングがスマホ持ってていいのかよ。昔のひとは自転車で機密文書運んでたと、その形の銅像の前で解説がなされていて、随分気軽だなと感じたが、これも感覚は違ったろう、ただ自転車が出てくる歴史ってどんぐらいだよ、それが馬より便利だったみたいな空気があったのかな。ところで建物は流石にシャレオツすぎるのか一切の説明がなかった。大通りでは比喩抜きのチンドン屋みたいな奴がいて、「店で買ったドラムを背負えるように改造したんだ」と言いつつ全身を使って楽器を弾いていたのでそれはよかった。一応おれの好きなムンクが紹介されていたがやっぱり叫びしか出てこなかった。おれの一番好きなのはそっちじゃないんだよなあ。その後外観マップが出てきたが、なんと大通りしか歩いてない。先に見えたリサイクルショップみたいなゴミ屋は庭を真ん中に据えた内向きの建物だった。世界一ポストカードを持っていると自称する店主のジジイがいたが数えてなさそうなのであてにもしてない。公園は公園だった。ミニコーナーの飯紹介で、森に行きたいなあ……っつってたジジイがトナカイのハンバーグを食べてたのは本当に良かった。満たされるのは腹でいいのか。でコーナーを挟んで、グチャグチャのグラフィティに囲まれた地域へ。大麻吸ってそうなヒッピーたちが集っている中、タトゥーゴリゴリのオッサンがちぎったジーンズの財布を売っていた。でもしっかりした商品タグが付いていたことを決して見逃したりはしない。こいつ見せかけヒッピーだぜ。川沿いではオウムの散歩?? をさせてるひとがいたが、肩に乗せてるだけでは?? しかしさっきも公園だったのにまた公園、公園ばっかりだな。オスロには旧市街とかないのかもしれない。公園の先にはワクワク感があるというミニゴルフが楽しまれていた。小難しい顔をしていたがワクワク感があるらしい。終盤にさしかかり出てきたミニボトル美術館は今度こそギネス記録持ちで、まだ生きているオーナーの銅像が立つなど、極めて自尊心にあふれていた。最後は明るい夜にバーで一杯やりながら短い夏を楽しむひとたちの姿で終わり。そういえばさっきの公園にもひなたぼっこをしていたひとたちがいたし、以前の北欧にも短い夏を全力で楽しむひとがいた。寄り道コーナーはドローバック。サンタに手紙が出せる場所、ちょう有名なところじゃんか〜と思っていたけど若干思っていたのと違っていた。なんというか観光地化はされているんだけど若干の素朴さもあるみたいな。とはいえ、おれたちもヒゲ生えてるだけで満足できるほどサンタに飢えてねえんだよ。本物のサンタさんはキチガイみたいな笑い方をしていた。手紙がひたすら飾ってあったけど返事はしないのかな? 以上です。

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