平成27年10月11日(日)、秋田県の廃村調査、
北秋田市(旧合川町)大内沢(おおないざわ)には、
離村記念の要素が入った圃場整備記念碑が建っていた。
大内沢は少なくても江戸期からの歴史をもつ農山村で、
戦後最盛期18戸、昭和46年、集落再編成事業の適用を受け集団移転。
2kmほど下手に新大内沢集落(11戸)が形成されている。
これまで多くの廃村を見てきたが、
廃村で圃場整備記念碑を見たのは、大内沢が初めてである。
訪ねたときはあいにくの雨だったが、
元住民の方の故郷への想いを強く感じたひとときだった。
画像1:大内沢の離村関連碑(表面)
碑の上方には「圃場整備事業完成記念碑」、
中央には「整備の圃場美しく 我がふるさと永遠に栄あれ」
右下には「大内沢部落発祥の地に建立」と刻まれている。
建立は「昭和57年11月15日」である。
画像2:大内沢の離村関連碑(裏面)
碑の右端に刻まれている
共同施行組合集落の委員長 成田吉治さん(明治43年)は
「秋田・消えた村の記録」の「移転者ひとこと」にも登場する。
画像3:「美しい農村を未来に残そう」の看板
「大内沢地域環境保全組合」という組合名が記されている。
大内沢の耕作されている田圃は、碑や看板よりも下手、
旧大内沢−新大内沢間にある。
菜の花は、旧大内沢の休耕田に転作で植えられている。
(2015年10月11日(日)午後1時30分頃)
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