少し前に『蜜蜂と遠雷』を読まれたマイミクさんと、作中のコンクールに登場する架空の課題曲『春と修羅』にカデンツァがあるという話題になったときふと思った、お話作りにおいて音楽家がカデンツァを弾くような感じでお話の一部をまかされるような、そんな試みができないかなと考えていたのですが、以前に書いた人魚の歌にまつわる拙作『遥かなる海辺より』の中で若き音楽家ルヴァーンが人魚に、いろんな場所の音楽を聴いてもらうためにこの村に戻ると約束していたことにちなみ、それをカデンツァにみたてて書いてもらえるような枠組みを作れないかを検討中。
その2 →
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