『チワワちゃん』@新宿
岡崎京子の短編を映画化。
享楽的でいわゆるリア充な青春。
たくさんの知り合いとつながっているようで、
相手のことは、ほんの一部しか知らないし、
そんなことにすら気づかずに生きていく。
衝撃的な別れが来て初めて、
失うことや、知らないことの切なさに気付く。
複数の目線で、一つのことについて描く手法は
リバーズエッジと同じ。
何となく、今の空気というよりも、
90年代感を感じたのもそのせいか。
観た後で、THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY の
監督だったと知ったけど、さもありなん。
前半、くそ長いプロモムービーを見せられているような
ダラっとした時間が何とも眠かった。
チワワ役の吉田志織が、さとう珠緒だった。
テンションの高さまで似ていたような気がする。
麦は、もはや何を演じても麦以外の何物でもなかった。
成田凌のクソっぷりが、なかなか不快でよかった。
あと、松本穂香の無駄遣い。
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