ベルリン天使の詩という映画がある・・・
ちょっと古い映画なんだけどとても好きなんだ
天使の視点というのはモノクロームだという設定なんだ・・・
ちょっと前に見たSFでタイトルは忘れたんだけど・・・管理社会の未来で世界はモノクロになっているっていうのがあった・・・ギヴァーだったかなあ・・・
ようは肌の色とかそういう事が世界を混乱させているって事で・・・色彩を管理されている。
恋愛やそういう事もすべて管理されていて・・・
もし・・・天国がモノクロームで光に溢れていたとしたら・・・
これはシミュレーションだ・・・
ハレーションを起こすくらい光に溢れたら・・・
そんな光に溢れた天国に目が慣れた天使の視点で地上を眺めてみると・・・
天国はよく花畑みたいな事が言われるけど・・・そのイメージは天国から見た地上に他ならない・・・
花というのは空から俯瞰した時が一番美しい・・・
そういう設計になっている・・・
花畑も横から見るより上から見る方が断然美しい。
ハレーションを起こすくらい眩しいのは・・・天国から俯瞰した地上・・・現世で生きる生命そのものなのではないか?
天国とは見上げるものではなく、天から見た現世の俯瞰図・・・そんな事を思う。
花は天を仰ぎ
人は前を向く
生物としての構造上の差異だ。
そして人間そのものは上から俯瞰するより、地上で眺める方が美しい・・・
そういう設計になっている
ロキシー・ミュージック!
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