mixiユーザー(id:3393265)

2015年05月27日23:33

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ドングリは栗の仲間か

栗を植えるようになって、ふと思うのですが。奴は大きいドングリなのか。
ドングリも食べようと思ったら食べられるようです。

栗の種をよーく観察してみると、円錐型でも円柱型でもありません。
あの形、片面が球で、もう片面は平べったい・・・
それは発芽に関して求められた究極のフォルムのようです。

転がらず、風などの応力に耐え、大きくても簡単に発芽する形が
あのフォルムにあるのだと気付きます。
しかも先端が尖っているのも何がしかの理由が。
(根が実から脱出する時、力の集合ポイントになるみたい)
さらに、栗の発芽シーンをよく観察すると、色々な事が分かってきます。

葉を展開したころ、栗の実と根の付け根部分は二股になっています。
その二股の中心から茎が伸びる理由に秘密があるようです。
先端の尖りによって根に切れ目が入り二股になるのではないでしょうか。

二股の切れ目から茎層が形成され、芽として地面に出る仕組み。
二股になることによって、三角形を形成し茎が倒れないと言う安定性を狙っています。
また栄養の吸収経路を二重にする事でリスクを回避。
まるで、種から這い出るかの様な発芽方法は、
朝顔や大豆の様に双葉を展開する発芽方法とは大きく異なるのに驚きます。

さて当初の疑問、ドングリは栗の仲間か。 答えはYES・・・でしょう。
ドングリも、ドン栗と言うくらいですから。

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