mixiユーザー(id:7656020)

2011年06月11日23:00

82 view

アマチュア冥利!

このところ拙作「アルデガン」に基づく物語「塞翁」を穴混んだ様に書いていただいておりますが、お読みいただいた方からもとの話を知らないから粗筋と人物紹介がほしいとのご要望をいただき、本編よりも時代が遡るものだけに難しいなあとコメントレスもせずに考え込んでいたため、心配された穴混んだ様からメッセージをいただきました。そこでのやりとりの結果、「塞翁」の完成後に導入となる短いエピソードを書かせていただくことにしようと考えています。

それにしても自作の拙いお話に基づいて作品を(それもこれほど大規模なものを)書いていただけるだけでも光栄なのに、その上いろいろとご配慮いただき、穴混んだ様には感謝の言葉も見つかりません。道楽で書いているだけの身に余る幸せというか、アマチュア冥利に尽きます。

やりとり自体もいささか興味深いものになったように思いますので、お許しをいただいた上で経緯を再録させていただきます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(穴混んだ様)
塞翁のアップ、ありがとうございます。

> 混迷を深めるアルデガンが雰囲気たっぷりに描かれていて迫力があります。ありがとうございます。

好き勝手書かせてもらっているため、細部で色々と指摘なさりたい気持ちになっておられるでしょうに、暖かいお言葉ありがとうございます。
そういえば今回、リンデさんたちにコメントレスなさっておられませんでしたが何かありましたか?


(MF)
穴混んだ様、こんばんは。

ご心配かけてしまったようですみません。喜菊さまから出された宿題をどう解くべきか、あれこれ考え中なものですから……。

考えがまとまったらコメント欄にてお知らせしますが、おそらく穴混んだ様にご許可願うことになりそうです。そのときはどうぞよろしくお願いいたします。


(穴混んだ様)
宿題……ああ、コメントで喜菊さんが仰っていた本編の概略ですか? うわ、本格的にやってらっしゃるので? 大変だー。

私が許可しなければならないことがアルデガン関連であるとも思えませんが、その際には仰っていただければ前向きに検討させてもらいますー。


(MF)
いや、概略を書いているわけではありません。あれこれ考えたのですが、やはり必要なことは本文を読むだけでわかるのが理想ではないかと思えて、ならばどういう手段がありうるかを考えているところです。

喜菊さまにもどういうことがわかればいいのか確かめた上で、それを本文に織り込むことができるかどうか試してみることになるのではと考えています。明確なお答えが返ってくるかどうかわからないところもありますが、二次作品に宿命的についてまわる問題なだけに一度きちんと考えてみようと思っています。


(穴混んだ様)
つまり塞翁にMFさんが加筆修正する、ということでしょうか?

それはそれで面白い、とは思うのですが、私が影響を受けてしまうことを考えると、私の拙文にMFさんの文章を足すよりは、塞翁をベースにしたMFさんの外伝を執筆なさる方が元来のアルデガン読者さんとかも嬉しいかも? と言う気もします。


(MF)
17章以降を調整中とのことで、ただでさえお忙しいところですからお手を煩わせるよりはと思いましたが、以後のお話が書きづらくなるようでは本末転倒ですのでやめておきます。

このお話は本編に先立つものなので、本編を知らない方に読んでいただくためには自前で状況を説明しなければならず、その意味では限りなくオリジナルに近い作業になります。原作者である僕自身やすでに本編をご存知である穴混んだ様やリンデ様が読まれる上では現状でも問題はないと思うのですが、ご存知でない方からああいうお声をいただいた以上、やはりもう少し語っておくべきところがあるのかなと考えています。

今回ご提案いただいた「塞翁をベースにした外伝」というのも確かに一つの解決方法になりえるものですので、このお話が終了したとき全体の構成を把握した上で、このお話本体の前に読んでいただくプレストーリーの形でアルデガンの舞台になじんでいただけるような導入がはかれるかどうか試みてみることにいたします。

なお今回のやりとりはなかなか興味深いものでしたので、さしつかえなければコメント欄で公開したいと思うのですが、いかがでしょうか?


(穴混んだ様)
本編の前時代となる物語に、必ずしもオリジナルに近い作業が必要になるとは私は考えませんが、少なくとも塞翁には必要でしたね。

そういう意味で、MFさんが加筆をお考えになったのは当然です。ですが塞翁は、MFさんのアルデガン創作に何らかの刺激になれればいいと思い、原作者たるMFさんにロクに相談もせず好き勝手書き殴らせていただいている代物です。一応、注意して書いてはいるつもりですが、それでも細部で食い違いが生じているでしょう。

ですから、塞翁は私が個人的に書いたイフということにした方が、下手な矛盾が生まれずに済むと思います。

それを思えば、原作者たるMFさんに加筆していただくと、マイミクさんたちが塞翁を正伝と認識なさる可能性があり、これは遠慮した方がかえってご迷惑をお掛けせずに済むかな、と思う次第です(もちろん、私の拙作をお気に入りくださり、塞翁を正伝として取り入れていただけるなら、これほど嬉しいことはありませんが)


> なお今回のやりとりはなかなか興味深いものでしたので、さしつかえなければコメント欄で公開したいと思うのですが、いかがでしょうか?

はい、これはMFさんの良きように取り計らっていただいてOKですー。こうしたお話ができるのも、創作家同士ならではですね♪

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

繰り返しになりますが、穴混んだ様にはただただ感謝いたしております。
今後ともよろしくお願いいたします。

3 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2011年06月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930